<span itemprop="headline">南禅寺と金地院特別公開</span>
三条通りの洋館ウォッチングはまだまだ続きますが昨日は観光客が一杯の京都で悲惨な事故が起こってしまいました。いつ誰が巻き込まれるかわかりませんがお気の毒でなりません。
交通事故はほとんどすぐ加害者がわかりますが原発事故ではまだ誰一人逮捕もされないなんて、なんと言うことでしょうか。
法要はとても大勢のお坊主さんがお勤めされていました。
700年に一度の法要に出会えるとは凄いことですよといわれました。
「絶景かな、絶景かな」歌舞伎になるはずです。
もっとも五右衛門は三門が出来る前になくなっていたとか。
歌舞伎のこの演目も派手でいいのですが、秀吉と五右衛門が出てあっという間に終わりますよね。
人気役者のための豪華な舞台装置かな。
山県有朋らも土地を召し上げて別荘建てています。
徳川家康の信任が篤く、「黒衣の 宰相」と呼ばれた崇伝(以心崇伝、金地院崇伝)によって現在地に移転された金地院に入りました。
特別公開というのに弱くて、1100円!するとは知らないで申し込んでしまいましたがその価値はあります。
特別公開というのに弱くて、1100円!するとは知らないで申し込んでしまいましたがその価値はあります。
特別公開では方丈の奥の書院に通されます。
ここには長谷川等伯筆の“猿猴捉月図”や“老松”の襖絵が間近で説明付きで見られます。
美術館に出展した際はガラス越しにしか見られないものが、触れる近さで観賞できます。
明かりを暗くした方が、“猿猴捉月図”の月が浮かんで見えるのを実践してくれます。
また京都3名席の1つで茶室“八窓席”も参観出来ます(後は大徳寺の孤篷庵と曼殊院の茶室)。
方丈に上がった正面に前庭の枯山水庭園 小堀遠州作で名高い。
東照宮(重文)は寛永5年(1628)の造営で権現造り様式で家康の遺髪と念持仏とを奉戴し、拝殿天井の鳴龍は狩野探幽の筆、36歌仙の額は土佐光起の筆である。
“鶴亀の庭”があります。
右に鶴島、左に亀島がある枯山水庭園です。方丈からゆっくり眺められます。右手奥には開山堂もあります。
方丈の襖絵は狩野探幽と尚信の筆で本物です
老松は劣化が進んでいて残念です。
茶室も隣り合わせに二つ。
狭いほうの茶室は大きくみせるためにの工夫があります。
狭いほうの茶室は大きくみせるためにの工夫があります。
元来は中国(China)南西部に棲息していた手長猿を指していた。仏典*1に水に映った月を愛しいと思い、獲ろうとして溺れた故事があり、屏風絵や掛け軸の画題に好んで採り上げられる。
南禅寺は紅葉のシーズンのほうがいいかもしれません。