<span itemprop="headline">反骨の画家中村正義</span>
中村正義「勲章もらったら絵が高くなるとか、絵の価値があがる国なんてないとか、絵が高くなるなんて国はない。
勲章とは国家権力です」、全く同感です。かっこいい!
岡本太郎は「超人間になって立派な絵を描がこうと思ったとたん出来なくなる」
美術史家の笹木「改革してやろう」と思ったのでしょう。
絵本作家の田嶋征三はピカソなどの世界の画家にも勝っていると。
2011年に名古屋市美術館で「日本画壇の風雲児、中村正義-新たなる全貌展」を鑑賞。日本画にはない綺麗でない舞妓や御自分にそっくりなピエロや自画像、映画「怪談」の海戦の絵にびっくりでした。監督とあうはずです。
弐代目・青い日記帳どんどん変貌した正義の絵、
本当は変化しない方が受けるんだそうです、いつまでも同じ絵を描くの?
水俣告発の絵は名古屋に来ていなかったみたい。残念。
豊橋生まれで名古屋の八事にも住んでいたようです。
映画は正義のお嬢様が父はどこで描いたのかに興味がありその軌跡をたどります。
病弱で、美術学校に行くこともできなかったが、日本画壇の重鎮・中村岳陵の画塾に入門し、22歳で日展に初入選。たちまち頭角をあらわす。速水御舟の再来とも言われ将来を嘱望されたが、その後モディリアーニやデュビュッフェ、さらにポップ・アートなどを自分流に咀嚼した破天荒な画風に転じ、日展を脱退、師の元も離れる。日本画壇から激しいバッシングを受け、外の世界に仕事を求めた結果、映画用の注文作品や、雑誌の表紙や、リアリズム風の絵も手がけた。52歳で亡くなったあと、遺族(娘の中村倫子)が家を美術館として公開している(「中村正義の美術館」)。
年譜
賞の選び方、我慢出来なかったでしょうね。
ネットではよい映画なのにガラガラというレビューもありましたが昨日は平日なのに結構混雑していました、皆様、頼もしい。
今日の大逆事件のドキュメンタリー映画も盛況で皆さま、危機感を抱いて集まってくれたのでしょう。やはり立派だった、たった一人の女性死刑囚菅野須賀子の話は次回に。