riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">わらび座「遠野物語」</span>

わらび座創立61周年記念公演舞踊詩「遠野物語」と舞踊集「故郷」を観ました。
 
右側は「アテルイ
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
創立61周年にもなるのですね。おめでとうございます!
 
今までにアトム、アテルイ、ツバメ、天草四郎銀河鉄道の夜など感動的な舞台を見せてもらいました。
隣の隣の席の女性がたざわこ芸術村に行かれてその歌唱稽古を聞かれていたく感心されたとか。
 
これほど稽古しなければならないのか、力強い高い歌唱力にも感動したと。
 
しかもわらび座の皆さんは舞踊、ダンス、和楽器演奏もされます。
 
その方は40年前に顔に大やけどされたお話をされました。
離婚しようと思ったが子供が嫌がってそれはやめた、
車に乗っていると窓を開けて「月光仮面だ」と何人にも言われたとは!
顔にぐるぐると包帯が巻かれていたために。
 
なぜ女性は怪我したり病気になったら離婚まで考えないといけないのか、今はないかもしれないけど。
無情な世間の人々。お顔は綺麗でとても腕の皮膚を移植したと思えません。
40年前の医療技術にも感心しました。
おきれいな方です。
 
遠野物語」台本・演出栗城宏  作曲甲斐正人
津波に遭い船を失った福二は仕事を探して故郷を出るが、山の中でもののけたちに次々と襲われる。間一髪のところを神隠しにあい山の中に住んでいたお秀に救われる。座敷わらしや河童、天狗、鬼婆(鬼爺は聞いたことがありません)、彼らと心を通わせて生きる遠野の里人と出会う。
大震災の鎮魂ですね。
 
ここの座敷わらしの可愛いこと、歌声も、四季の座敷わらしとは違います。
 
「故郷」台本演出安達和平  作曲紫竹ゆうこ
漁に生きる男たちが勇ましく踊る沖あげ音頭、可憐な花の精たちが舞うひな子剣舞、七頭の虎が勇壮に舞う虎舞など、ベテランの安達和平演じる翁が紡いでいきます。
岩手県遠野町(現・遠野市)出身の小説家・民話蒐集家であった佐々木喜善によって語られた遠野盆地~遠野街道に纏わる民話を、柳田が筆記・編纂し自費出版した初期の代表作。その内容は天狗河童座敷童子など妖怪に纏わるものから山人マヨヒガ神隠し、死者などに関する怪談、さらには祀られる、そして行事など多岐に渡る。『遠野物語』本編は119話で、続いて発表された『遠野物語拾遺』には、299話が収録されている。もう一人大きな影響を与えたとされるのが、やはり遠野出身で、佐々木喜善の先輩格である伊能嘉矩であった。
1910年、僅か350部余りで自費出版(聚精堂)された。柳田の前著である『石神問答』は、難解だったためかあまり売れ行きが芳しくなかったのに対し、『遠野物語』は僅か半年ほどで印刷費用をほぼ回収できた(200部は柳田が買い取り知人らに寄贈した)。寄贈者では、島崎藤村田山花袋泉鏡花が積極的な書評を書いた。『遠野物語』を購読した人たちには芥川龍之介南方熊楠言語学者のニコライ・ネフスキーなどがいる。特に芥川は本著を購入した当時19歳であったが、親友に宛てた書簡に「此頃柳田國男氏の遠野語と云ふをよみ大へん面白く感じ候」と書き綴っている。当時はあくまで奇異な物語を、詩的散文で綴った文学作品として受け入れられた。
民間伝承に焦点を当て、奇をてらうような改変はなく、聞いたままの話を編纂したこと、それでいながら文学的な独特の文体であることが高く評価されている。日本民俗学の発展に大きく貢献した。1935年に、再版覚え書きを入れた『遠野物語 増補版』(郷土研究社)が刊行されている。また初版復刻本『遠野物語 名著複刻全集』(日本近代文学館監修、発売・ほるぷ、新版1984年)も重版されている。
 
 
畑中先生が生前に音楽の友の連載で絶賛していた劇団わらび座の公演をようやく観ることができた。秋田県田沢湖の近くに本拠地を置き、オリジナルミュージカル公演年間250ステージをおこなうほか、7つの公演チームが国内、海外で年間約1200回の公演を行っているという。さらに愛媛県東温市にも「坊っちゃん劇場」という拠点劇場がある。日本では劇団四季に継ぐ規模を持つ劇団で、伝統芸能を基本に、歌やダンスに和楽器もこなすという集団であるという。劇団の収入だけで生活ができるというのも劇団四季と同じ。