<span itemprop="headline">共通番号制の危険性</span>
みなさま 西英子です。
名古屋市議会でも、私どもが提出した請願が審議されました。
少しおそくなりましたがその報告をします。
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5月15日、名古屋市議会の経済水道委員会で
番号制度の導入に反対する意見書提出を求める請願」の審議がありました。
約45分の審議があり、意見書提出に反対する意見と、賛成する意見が
出されました。論点は以下です。
○行政手続きの効率化というメリットがあるという意見
○プライバシー侵害の恐れががあるという意見
採決の結果、
請願を不採択とする 6名(自民、民主、公明など)
請願を採択する 4名(減税日本、共産など)
結局、意見書の提出はしないことになりました。
今、参議院で審議中なのでよいタイミングでしたが、残念です。
しかし、市議会で論議されたことはよかったと思います。
いま論議されている「秘密保全法」と共通する危険性があります。
これらの法律は絶対成立させてはならないと思います。
(参考)審議で出された、共通番号制に関するに賛否の意見内容
反対 病歴、納税などの個人情報が流出する危険がある。
他人の番号を利用する「なりすまし」犯罪が発生する
今後、利用分野が拡大されていく
罰則で悪用が防止できるとは思えない
賛成 世界の中で日本はおくれている 実施すべきだ
共通番号制で、行政の市民サービスはよくなる
セキュリティの問題は今後の問題として解決すればよい