<span itemprop="headline">日本人の奴隷根性の根源は何処に・・・</span>
万邦無比の日本人の勤勉さというのも、真実は、反抗すれば反体制として徹底的に苛められ、非国民扱いされるからやむなく奴隷的従順さでオカミの言いなりになってきた伝統だろう。かつて「戦陣訓」で「生きて虜囚の辱めをうくる無かれ」とされ野戦病院の動けぬ患者にも自決用の手瑠弾が渡された。
だから捕虜にされたら将棋の駒みたいに、進んで敵側の機嫌取りに使われる国民性ゆえ「捕らえられずに自滅してくれ」と口封じに、身動きできぬ怪我人にさえ自○させたのが皇軍なのである。どうして国民性が万邦無比な奴隷根性なのか?という根元的な問題を歴史屋が解明しないので、軍人はその奴隷性を忠誠心と解釈して、ぶん殴ることで鍛えに鍛えた。
奴隷は自分で考える事はしません。主人の命令を忠実に実行すれば、やがて所帯ももて、年季明けには自由の身にもなれます。こうした習性が何百年も続けば遺伝子にしっかり組み込まれ、自由な人間性を回復するのは難しいのではないかと思います。こうした奴隷性の弊害は現今の社会の至る所で噴出しております。
官僚も会社員も上からの命令は絶対ですから、「おかしいな」と疑問に思っても命令には絶対服従で、従って組織ぐるみ、会社ぐるみの不正が今の日本を形成している、と洞察するのは独断と偏見でしょうか。
他国の軍隊に占領され只の一度もレジスタンスをしなかった国は、世界史でも例のない事例です。昨日まで親方天皇様で、一夜明ければ親方星条旗とコロット変わる順応性の良さ。裏返せば主体性の欠如でしょう。安保を金科玉条として、首相が変わる度のアメリカ詣で(参勤交代)では、アメリカの属国と何ら変わりません。
ですから日本人は正しい指導者さえ現れて「明日からこれで行く」と号令すれば、一気に変わるでしょう。明治以降の日本の体制は、律令体制の土台の上に(あくまでも律令制の大枠は破壊されていない)欧米資本主義制度を設営し、個人の幸せは二の次三の次で、国益尊重と組織大切主義を第一としたものです。
さて、大変長くなりました。こうして古代史を怜悧な目で眺めれば、日本人の奴隷性や、うぶすなな処女性が見えてきます。日本原住民は奴隷となっても必死に生き抜き現代にその子孫を残しました。奴隷化を嫌って家族と共に、日本中を逃げ回り、独自の文化を継承した民族も居ります。こうした民族の末裔はこの列島の八割以上の人口と思推されます。第二次大戦後、彼らの末裔達は高度成長経済の波に乗り、都市へ出てきてサラリーマン、工員となり日本経済の発展に尽くしました。
私はこれを「千手観音強盗政府」といってますが。
転載元: この世の真相