riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">珍しい招き猫やモダンな椅子</span>


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先週の開運!なんでも鑑定団に出た珍しい招き猫です。横顔も素敵~
 
羽織来ているので男名前の辰巳芸者でしょうか。
何と30万円。鑑定団では知らなかった画家や工芸作家を知ることが出来て面白いので、毎週観ています。
 
凄い物が出てきた。作者は非常に腕の良い彫刻家、河村目呂二。猫が好きで仕方がなくて、20匹飼っていたと言われる人物。依頼品のような芸者招き猫というものを作りだして一躍有名になった。ところが現在ではほとんど作品が残っていない。依頼品は形からして、昭和25年に名古屋の百貨店で展覧会が開かれた時に制作されたものだろう。普通は素焼きに顔彩で色を付けるのだが、依頼品は釉薬をかけて焼いている。紋つきを来ていることからしておそらく特注品であろう。
 

 
ヤマハの前身、日本楽器製造株式会社が作ったもの。楽器製作には木材が必要であったことから明治36年に日本木工という会社を吸収した。そこから楽器のみならず高級家具の製作も行っていた。和室に合わせて、使わない時は折りたためる椅子を作ろうと、昭和5年から7年くらいに作られた物。アール・デコバウハウスの影響が十分入っており、非常に日本的なモダニズムのありかた。後に復刻されるが、依頼品は完全なオリジナル
 
この椅子も一瞬でひきつけられました。30万円。
前に「父の椅子男の椅子」でもご紹介しました。実家と同じ椅子が載っています。
オークションなどでゲットした私の椅子
 
 

 
 
 
270年くらい前に鍋島藩窯で作られた染付鍋島に間違いない。この時代は八代将軍吉宗の倹約令が出て、色鍋島を作れなくなってしまったために染付と青磁の鍋島に力を入れていった。そのため元禄時代の色鍋島最盛期の余韻が十分にあり、実に力強い。直径が一尺一寸。ダミの濃淡の魅力を十分に駆使して牡丹の大きな花を描き、描線も均一で非常に細やか。下の方に野菊を配して立体感を出しており実にすばらしい構図。高台は七宝繋文様で珍しく、周囲は牡丹唐草という将軍家献上品の指定柄。1000万円
これを出した方が鍋島さん、鍋島焼きなんて私は美術館で観るものです。
鍋島と言えば、華やかなイメージですがこれは染付と青磁!
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
左、小林古径 1922年欧州留学した古径がパリで買った人形。
何もない背景の理由は? 
 顔つきは実際の人形の方が柔らかくスカートは絵の方が透明感がある。
人形の目とスカートの透け感が美しい。
朝日8月7日
 
右はもう診療していないような小児科のキリンさん。
シャネルの車を観た時と同じ日に。