2013-09-12 <span itemprop="headline">百貨店建築で唯一、日本建築学会作品賞を受賞している丸栄!</span> 未分類 ランキング参加中! 懐かしい丸栄! ←こちらに全景写真あります。 今はほとんど行かなくなってしまった丸栄デパートが百貨店建築で唯一、日本建築学会作品賞を受賞しているとは、先日新聞で初めて知りました。地下街ばかり歩いて地上西側の側面など全然記憶にありませんでした。上は地下街の入り口にある丸栄のステンドグラス。 松坂屋のステンドグラス、モザイク 今は名古屋駅のツインタワーのある高島屋に押されてしまいましたが名古屋のデパートと言えば松坂屋(以前岡本太郎の手の形の椅子がありました。)、三越(昔はオリエンタル中村、岡本太郎作品が壁面に飾られていました!今いずこに)名鉄、丸栄でした。松坂屋は大きくなりすぎ、こじんまりした丸栄ですが今は若い女性向けの売り場が独占、車なら入れやすい久屋Pから遠いしご無沙汰ですが今日は壁面のタイル見たくて行ってきました。 丸栄の入り口には 私は大阪心斎橋のヴォーリズ建築のデパートも見学に行きました。丸栄はあのような豪華なデパートではありませんがこれは嬉しい発見。村野藤吾代表作の一つ、日生劇場(1963年築)は花崗岩で仕上げた古典主義的な外観やアコヤ貝を使った幻想的な内部空間などが、当時の主流であったモダニズム建築の立場から「反動的」といった批判も受けた。1968年からは迎賓館本館(旧赤坂離宮)の改修も手がけた。また、村野は和風建築の設計にも手腕を発揮し、戦後の数寄屋建築の傑作として知られる佳水園なども設計した。大阪を拠点に創作活動を行い、建築批評界では丹下健三とよく比較された。90歳を超えても創作意欲は落ちず、死の前日まで仕事をしていた。2005年に宇部市渡辺翁記念会館(1937年築)が村野の作品として初めて国の重要文化財に指定された。翌2006年、世界平和記念聖堂(1953年築)が、丹下健三の広島平和記念資料館(1955年築)とともに、戦後建築としては初めて重要文化財(建造物)に指定された。 大阪と東京のそごう、東京高島屋も村野の設計ですが建築学会賞を受賞したのは丸栄だけエスカレーターも名古屋戦後初!エレベーターも子供の時から凄いと思っていました。東郷 青児です!