<span itemprop="headline">ライオンと猫と「竹内栖鳳展」</span>
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動物園があります。動物園も楽しかった!
フェルメール展でも御馴染。今回初めてこの美術館に庭園があるのに気が付きました。手の届きそうな場所に鷺がいました!
以前、豊田美術館で栖鳳のライオンを観て驚愕、これはぜひ観なくてはと。
最初に写生帖画展示されてるのですがやはりこれで高いデッサン力わかりますね。
今回、下絵と素描展は別料金、200円。本展みなければ500円。
まだほとんどの人が本物のライオンも観ていない時代、海外の動物園でライオンを観たそうです。
江戸時代の絵師は猫しか見た事がないのでちょっと漫画チック名虎の絵を描いていますね。
栖鳳の虎の絵や愛知県美術館の栖鳳の作品も出ています。
ベニスや古代ローマのような作品も好きです。
猫は下絵はあるものの完成画は少ないのです。↑右「酔狂」ユーモアたっぷりの作品もあります。
左は「ベニスの月」
海外から、栖鳳作の原画(島屋史料館)をもとに製作されたビロード友禅《ベニスの月》(1907年、大英博物館)がやってきます。栖鳳は明治期、当時京都が都市をあげて世界へ販路を開拓していた美術染織の製作にかかわりました。自ら友禅の原画を描くだけでなく、日本画・洋画の別に関係なく他の画家が描いた原画に助言を与えるプロデューサーの仕事もしていました。この作品からは、日本国内で絵画の近代化をはかるだけなく、海外で通用する日本美術とはどのようなものかという、栖鳳の研究のあとがうかがえます。なお明治の京都の美術染織は近年専門家の間で注目を集めていますが、原画と染織作品両方が現存しているものは少なく、この作品はきわめて貴重です。
展覧会HPより
『班猫(はんびょう)』 1924年(大正13年) 栖鳳が沼津に滞在していた際、八百屋の店先で猫を見て「そうだ、猫を書こう」と思い立ったという。そして八百屋のおかみと交渉して猫を譲り受け、画室に自由に遊ばせながら丹念に観察して作品に仕上げた。
竹内 栖鳳(たけうち せいほう、1864年12月20日(元治元年11月22日) - 1942年(昭和17年)8月23日)は、戦前の日本画家。近代日本画の先駆者で、画歴は半世紀に及び、戦前の京都画壇を代表する大家である。帝室技芸員。第1回文化勲章受章者。
本名は恒吉。最初は棲鳳と号した。霞中庵の号もある。動物を描けば、その匂いまで描くといわれた達人であった。
優しそうなお顔、私は上村松園の先生として初め知りました。
人気モデルみどりさん
あの荻原守衛(碌山)もモデルにした女性、今でもヌードモデルになるのは一大決心がいるでしょう。
外観も素晴らしいのですが内部もどうぞ