秘密保護法修正は「偽装」佐高氏ら批判

特定秘密保護法案に反対するジャーナリストや評論家らによる

シンポジウムが２４日、東京都内で開かれた。

「与野党の修正協議で内容はむしろ悪くなった」と批判する意見が相次ぎ「偽装修正だ」との声も上がった。

約３５０人が参加したシンポジウムで、

ジャーナリストの田原総一朗さんは修正協議で秘密の指定期間が

最長６０年となったことを「とんでもない」と厳しく批判。

評論家の佐高信さんは「食品の偽装表示と同じ『偽装修正』だ」と憤った。

精神科医の香山リカさんは「法案が審議入りした時点で、政府側の目的の半分は達したのでは」と指摘。

「国民に『秘密に近づくと面倒だ』と思わせることができた。

社会を萎縮させ、思考停止に追い込む」と法案の危険性に言及した。

法案に反対する学者らも同日、都内で記者会見。

明治学院大の吉原功名誉教授（コミュニケーション論）は

「時代錯誤の法案。成立すれば肥大化して、戦前の治安維持法のようなものになる恐れがある」と語った。

上智大の田島泰彦教授（メディア法）は、国際人権団体や海外メディアも法案を批判していると説明し

「国際的な情報公開の流れに逆行しており、

恥ずかしい法案だ」と語気を強めた。

（共同）2013年11月24日20時53分］

転載元: まなまなのブログ☆

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