<span itemprop="headline">米倉斉加年さんを偲んで</span>
ああ、記事が消滅してしまいました。ショック
もう一度短足おじ様の記事の画像をお借りしました。
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米倉斉加年さんを偲んで
昔からテレビ・舞台で御馴染の演技派であり画家
ドラマ相棒最後のアトリエでも大変印象的でした。
その上絵描き。
一目みたら忘れられない恐いような、エロチックな様な芸術的な絵。
ボローニャ国際児童図書展で二回も受賞。
この追悼番組ではイタリアの少年少女の前で「大人になれなかった弟へ」を朗読。何回聞いても泣けます。
飢えた兄が弟に配給された甘いミルクを飲んで餓死させてしまったと思い苦しむ。
聞いていた少女は「米倉さん、そんなに苦しまないでください。私もここの皆も同じように飲んだでしょう」となぐさ眼ます。
戦時中、戦後飢えに苦しんだ話は山ほど聞きますがさすが
米倉さんは小さな加害者を描きました。
さすがです。
苦しい事だったでしょう。
戦争を始めた加害者の面を忘れてはなりませんね。
世界に9条の精神を広めなければなりません。
これは自虐的なことではありません。当然日本人なすべきことです。
樫山さんは
お花はんも今さら舞台化しなくてもよいと思ったのに演出もした米倉さんは夫の軍人役に軍人も戦争が終わったら帰けてくるべきだと言わせました。
舞台のその場面見て樫山さんも私も胸が一杯になりました。
日本では絶対に言えない台詞でした。お国のために、天皇のために立派に死ぬとしか言えませんでした。
ドラマバス通り裏のお若い姿にも感嘆します。
繊細な奇人芸術家、または善良だが内気なインテリといった役柄を得意とする。NHKへの出演は多く、大河ドラマではしばしば大役を演じた。『風と雲と虹と』では国司でありながら将門の乱をたきつける皇族・興世王を演じ、『花神』の桂小五郎などは、民放や現在のNHKでは考えられない起用であり、高い知性やリーダーシップと神経質さをあわせ持つ桂像を構築してみせた。『明智探偵事務所』での準レギュラー、博多訛りの怪人二十面相役も知られている。善人としての持ち味は山田洋次監督に愛され、『男はつらいよ』シリーズに2度、恋敵役で登板したほか、端役でもしばしば顔出ししている。山田監督の愛弟子・高橋正圀が脚本を書いたNHKドラマ『僕の姉さん』二部作では、倍賞千恵子の夫となる美術教師役。これも善良なインテリであった。
家に吉行淳之助著「女のかたち」がありました。
米倉さんが挿絵担当です。