riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">絵筆が奏でる色彩のメロディ デュフイ展</span>

 
絵描きのたあさんがupされていたので私も行ってきました。
 

 
 一瞬マティスかと思いました。
とても綺麗な赤や青の絵で人気があります。
 
彼もここまで到達するには時間かかったそうですが。
 
初期の作品も展示されてますがテキスタイルなどは大阪より少ないようでがっかり。
 
 
私が最もおもしろかったのがテキスタイルと陶芸、洋服の生地や室内庭園と呼ばれる小さな陶器のオブジェ、植物を植えるスペースがあります。
 
 

 
中谷さんのお顔の上にあるのがそれです。私が好きなほうの庭園は載っていません。
 
薔薇のドレス、素敵です。
 
パリの名所が描かれた椅子もちょっと暗い色調でシックなものです。

 ここにも観た中で好きだった布地はありません。ポストカードにもなかったです。
 

 
右の絵は、デュフィの1930年代の代表作。
描かれているのは、イギリスの大地主ケスラーとその妻と娘5人。
家族全員が馬に乗っている!確か最初の肖像画は気に入られなくてこれを描いたと。
 ポンピドゥーは鑑賞したのに有名な「電気の精」のあるパリ市立近代美術館にはまだ行ったことがありません。
 
壮大な歴史絵巻のような「電気の精」の詳しいガイドが県美で頂けたのはラッキーでした。
 
マリー・キュリーエジソン、フェリエ(軍事用無線通信網)まで108人。
 
オーケストラの音楽が鳴り響くなか、地上からの光を浴びて伝記の精が飛翔する♪
 
ばっはやモーツアルトのオマージュの絵もありもう一回観たくなりました。
 
テート美術館も行ったのに全然覚えていません。情けない。
ポストカードにないから図録でもほしいのですが本や演劇のちらし、パンフも捨てまくっているので
買う気もなくなります。
 
私の年の母ならバンバン購入してましたが。

ラウル・デュフィ(1877-1953)は、明るい色面に軽快な筆さばきで線描をする独特の様式で知られ、日本でも人気の画家です。1920年以降、地中海のまばゆい光と解放的な風土、演奏中のオーケストラや行楽地の風景を主題とした作品で、その様式を開花させました。
本展は、故郷のル・アーヴルを出てパリ国立美術学校に入学する1899年から晩年に至るまでを紹介する回顧展です。フォーヴィスムとの出会い、ブラックと共に行ったレスタックでの制作、アポリネール『動物詩集』のための木版画制作、そしてポール・ポワレとの共同制作によるテキスタイル・デザインなど、造形的な展開を丁寧に検証することで、色彩と光の戯れの向こうにある画家の本質を引き出します。
 
20世紀フランスを代表する画家、ラウル・デュフィ(1877-1953)。デュフィは色彩の魔術師と呼ばれた画家だ。デュフィの色彩は人々の心に喜びを運ぶという。なぜ、デュフィの色彩は喜びをもたらすのか?その謎を解く鍵となる色は、青、赤、そして以外にも黒。それらの色に込められた意味をひもといていく。
最初に読み解く色は、青。もともとフランス北西部の港町で生まれ、海の光を見つめてきたデュフィにとって、青は原点ともいえる色。代表作「ニースの窓辺」では"多種多様な青"がキャンバスを埋め尽くす。
赤。傑作として名高い「30年、薔薇(ばら)色の人生」。輪郭線からはみ出した薔薇(ばら)の赤が印象的だ。この表現を発見するきっかけとなったのも、赤だった。
そして黒。デュフィは晩年、画面一面に黒を用いた作品を描く。晩年、重い関節炎を患ったというデュフィだが、その黒にこめた思いとは?
その他、デュフィの集大成ともいえる超大作「電気の精」や色彩が華麗なる共演を見せる花の水彩画の連作も登場。また脳科学者、茂木健一郎さんも、デュフィの色彩がなぜ人々を幸せにするのかを探っていく。