riboni5235’s diary

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<span itemprop="headline">9条は「真珠」です。</span>

明日は憲法記念日です。2日の中日新聞夕刊から。


「9条は真珠」と語るデイビット・マッキントッシュさん=東京都新宿区で(寺岡秀樹撮影)


安全保障関連法の施行で戦争放棄を掲げる憲法九条の理念が揺らぐ中、外国人や海外に住む日本人に「九条を守れ」との声が広がっている。「平和を願う九条は真珠のような存在」「平和国家という財産を捨てれば、現地の日本人を危険にさらす」。外国で暮らし、離れて日本を見た立場から「平和憲法」の価値を見いだしている。
 「九条は平和を願う精神が反映され、真珠のようなもの。他に類がなく、光った存在です」
 カナダ国籍で二〇一一年に来日した日本基督教団職員デイビット・マッキントッシュさん(55)=東京都杉並区=は訴える。神奈川県座間市の主婦、鷹巣直美さん(39)が発足させた団体「憲法9条ノーベル平和賞を」実行委員会(相模原市)の署名に協力している。
 中学まで日本で育ち、カナダに帰国後、平和問題に関心を持った。〇五年、カナダ人や在住日本人らでつくる「バンクーバー九条の会」の発起人に。移り住んだトロントでも九条の会を立ち上げた。バンクーバーの会員は約二百人を超えている。
 再び来日した後は、平和問題の勉強会での通訳などで九条に関わった。カナダの外相が二月、安保法を歓迎したことを受け、バンクーバー九条の会などは発言撤回を求める抗議声明を出した。「理想だけではいけないが、理想を掲げることなくしては、人類は悪い方向にしか進まない。多くのカナダ人に九条を知ってほしい」
 安保法に反対する海外の日本人らが昨年八月に結成した「OVERSEAs(オーバーシーズ)」には、約二週間で八十四カ国、約千二百人から賛同署名とメッセージが集まった。
 「OVERSEAs」は現在、ニューヨークやパリなどで九条の精神を広める活動も行っている。発起人の武井由起子弁護士(48)は中国赴任の経験などから「いかに自分が『九条の防弾チョッキ』に守られていたのか分かった。米国と同類とみなされ、テロの標的になる危険が高まるなど、安保法の一番の当事者は海外在住日本人だ」と訴える。
 三日は憲法記念日鷹巣さんは「世界の人が九条の精神を支持し、一緒に広めてくれていることは心強い」と話す。
 (相模原通信局・寺岡秀樹)

◆84カ国1200人が署名

 「OVERSEAs」に寄せられたメッセージ(抜粋)
 「戦後、日本が一人の戦死者も出さなかったことを外国の人は知っている(から)私たちは海外で安全に暮らせる。国民を守るという意味で本当の安全保障」(男性・オーストラリア在住)
 「日本人であることに憎しみの目を向けられたことはない。どの宗教、どの国も攻撃しない九条の精神に守られた国だから」(元青年海外協力隊員・中南米在住経験)
 「安保法制、憲法破壊を許すわけにいかない。自民党の掲げる憲法改悪・破壊草案は立憲主義という人類が多大な血を流して獲得した智慧に逆行するもの。かつて満州国と呼ばれたこの土地で中国人たちに受け入れられ、支えられている私自身の果たすべき役割」
 (男性・中国在住)

ジェームス三木脚本「真珠の首飾り」を思い出します。

平和主義、男女平等

9条は防弾チョッキのごとく守ってくれているのを忘れないでほしい。