<span itemprop="headline">怒りに震える人々、沖縄レポートby三上監督</span>

なぜ
命まで奪ったの？と
文子おばあは泣いた

ゲンさん一家は
家族みんなで来ていた
怒りと覚悟は
ここには書けないものだった

渡具知家もいた
ちかこさんと私は
住民投票の時から
お互いがこのこと
どんだけやってきたか知ってる
から
悔しくて情けなくて
二人で泣いた

大学生になった武龍
むかし、妹が
早朝ランニングするといっても
家族全部で反対してきた
シュワブの兵士も走ってるから、と
神経質かと思ったけど
これが現実だ、と言った

こんな日を
基地に苦しめられ
声をあげてきたこの方々と
さらに苦しくなる日を
共に迎えるなんて

どの人と話してても
涙腺が壊れてるわたし
あのオスプレイがきた10月１日と同じだ

黒と白を身につけた人で
埋め尽くされた
今日の石平の集会

シュプレヒコールも挨拶もなく
被害者に思いを寄せ
黒い蝶の絵を掲げて
葬列のように歩いた

転載元: 情報収集中&放電中