riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">茹で蛙になるまで分からない国民性</span>

短足おじさまの記事ですが転載しようとするとエラーと出て出来ません。他のブロガーさんの記事でも同じです。

今朝の新報
脳科学者の中野信子さんが
ある小説の紹介の中で
こんなことを書いていた
目からウロコだったから紹介します
「自己による意思決定を放棄し、巨大な存在の意思に服従するということが人間にとってどれだけ甘美な喜びであるか」

「人間の脳は自分で判断を行うことが負担で、それを苦痛に感じるという特徴を持っている」
それを「認知負荷」といい
集団を形成、維持する人間の機能の1つだと

私はずっとこのことを考えていた

なぜ多くの人は
自分の価値観や経験値
正義や感性のフィルターを通して
物事を吟味して受け止める作業を回避して

まずは誰かしら、その人の指標になる人の判断を
知ろうとするのか

自分で考えることより
大きな存在の意思にすがり

隣に苦しんでいる人がいても
大きな意思と
自分が見た矛盾の
そのギャップを埋めようとしたない

そこは簡単に思考停止できる

労働問題で会社にいじめられてる職員を見ても

本人も悪いんでしょう?
といい

オスプレイが旋回し
生活ができないと泣いている家族を見ても

でも、国が決めたことでしょう?
それ以上何かを感じるのをやめてしまう

信じる方が楽
自分の意思で「認知」することは「負荷」
それは人間の脳の特徴なんだ!

大きな謎の一角が解けました

なぜ大衆が
自分にも迫ってくるはずの
大事な、危険な出来事を
黙殺するのか

なんでこんなに鈍感になれるの?
と考え続けていたけど
脳の動きだったのか
よく、わかった

基地問題から、
戦争にひた走る今の政治

そういうものについて
もっとみんなで考えようよ!
という呼びかけは
群れを維持したい人間の脳に
闘いを挑んでいくということなのか。。

日本人は長いものに巻かれろ、おかみに逆らうなという傾向が多く
何て愚かだと思っていました。