riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">めぐり逢わせのお弁当</span>


本作で長編デビューを飾るインドの新鋭リテーシュ・バトラが監督と脚本を務め、インドの弁当配達システムを題材に描くドラマ。間違えて届けられた弁当が取り持つ孤独な男女の出会いと心に染みる交流を映し出す。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などのイルファン・カーンが主人公を好演。弁当箱に入った手紙を通してお互いを知る二人の繊細な物語に心奪われる。


まずこういうお弁当配達の仕事があるとは、びっくりです。
お弁当を持って仕事に行くのではなく、お弁当は勤務先まで届けてもらうとは。
誤配は600万個に一つ
以前、子供のお弁当のインド映画を見てそれも面白かったのですが

録画したまま放置していた映画、やっと鑑賞できました。

デビュー作なのにこの監督やりますね。

映画は軽いドラマ観るより充実します。

評判通りなかなか切なくて良い映画です。

お弁当の誤配はすぐわかるのに、言いださないのも…ですが。

弁当箱にしのばせる手紙、これがミソですね。

4段だったかのお弁当も美味しそうなんですね。
汁物も入ってるのにこぼれない優れ物のお弁当。

主役の二人は顔を合わせないまま、結末は観客にゆだねられています。

カフェで待ちあわせしたものの初老の孤独な男性は若い人妻にひけめを感じて見つめるだけ。

この場面が好きです。

主演はイルファーン・カーン。現在インド随一の演技派男優だそうでこの知的な雰囲気がいいのでしょう。

男性だけの電車で職場に通い、ランチの時も一人だけ、
他の男性は皆複数でお喋りして食べているのに。

帰宅しても近所の子供たちのボール遊びにも理解示さないのに、
その女の子の賑やかな夕食風景をわびしく見てしまいます。

女の子に窓を閉められてしまうのですが、それが変化していきます。

イラは上のおばさんに相談したりしますが、おばさんの声が聞こえるだけ、姿は見せません。これも上手いですね。

ここでも介護の問題。イラの父母の話も出てきて身につまされます。

女性の夫は妻から気持ちが離れていて、それを取り戻そうとしてお弁当作りにせいを出していました。

洗濯する時は夫の衣類の匂いを嗅いで…

夫婦で心が離れ会話がないのはわびしく辛いですね。

この映画の女性は娘がいるので最後は軽率な行動を踏みとどまったかなと想像します。
この娘が長いみつ編みで可愛い



うちも仕事で忙しい時や退職後も上手くいかず連れ合いは貝のようにしゃべらないと気もあり悲しい思いをしていました。

今は昼間は1,2階と住み分けリハビリも一緒に行き会話も多くなりました。