<span itemprop="headline">読みました。日本はなぜ「戦争ができる国」になったのか 矢部宏治著</span>
真摯な政治記事や映画レビューを投稿されていた
alfmomさんがお亡くなりになられましたショックで、
悲しくてなりません。
長く投稿がなかったから気になっていました。
同じ難病の身でした。
選挙結果などにもお力落とされたでしょう、入院からたった2日でお亡くなりになられました。誰でも死ぬことだけは真実です。
最後の記事は志位委員長が熊本に来られた記事でした。
読みました。日本はなぜ「戦争ができる国」になったのか 矢部宏治著
日本という国がいかに異常な状態にあるか、それは「空域」でわかる。
これは以前どこかで聞いたことがあります。
東京、神奈川、埼玉、栃木、群馬、新潟、山梨、長野、静岡の上空をカバーする広大な空間が完全に米軍の支配下にあり、日本の民間機はそこを飛ぶことが出来ない。
日本は米国に対し、領土を自由に使う「基地権」と、自衛隊を米軍の指揮下で自由に使う「指揮権」という二つの治外法権を許している。このことによって日本は、アメリカの属国であり独立国ではない。しかもその治外法権は国民公認の法的手続きを経たものではなくて、その時々のいわば「密約」に拠る。
9条理念の決定的転換となった警察予備隊(75,000人)創設(併せて海上保安庁8,000人増員)も、吉田茂首相への一通の手紙に拠るものだった。
日本には国境がない
9条理念の決定的転換となった警察予備隊(75,000人)創設(併せて海上保安庁8,000人増員)も、吉田茂首相への一通の手紙に拠るものだった。
日本には国境がない
日本政府は今国内に何人のアメリカ人がいるのか全く分からない!
米軍関係者は日本への入国は全くのフリーパスで何のチェックもない。
主権もない日本。米軍機が墜落事故を起こしても何も出来ない
横須賀の「パパママバイバイ」でわかります。
「米軍+日本の高級官僚」が日本のトップに君臨している。
これらはすべて一つの構造の中にあり同じ原因によって生み出されたもの。
まだ占領下にあった時代のアメリカへの戦争協力力体制が66年後の今も法的に継続しつづけているという、『戦後日本』のゆがんだ国の形です。
わかりやすく希望も見えます。
フィリピンやドイツを見習いましょう。