<span itemprop="headline">海 朴さんの手紙</span>
昨夜7時からあいち国際女性映画祭で「海 朴さんの手紙」を観ました。
あらすじ
ソウルに暮らす朴さんはかつて日本兵だった。当時出会った日本人の友人のことが今も忘れられない。朴さんは彼の故郷・広島へ宛てて何通も手紙を書いたが返事はなかった。ふたりが出会ってから約60年後、私は朴さんの手紙を届ける旅に出た。過去と現在をつなぐドキュメンタリー。
プロフィール
1981年長野生まれ。武蔵野美術大学で劇映画を学んだ後、2004年よりドキュメンタリー制作を開始。2005年〜2013年まで武蔵野美術大学の映像資料室勤務。2013年に祖父についての作品『祖父の日記帳と私のビデオノート』(2013年春完成)制作。本作は2作目。
映画上映後監督と音楽担当者のお話がありました。
この映画に10年かかったと言われましたがまだお嬢さんのような若さの監督。
北海道やシベリア抑留で仲良しだった日本人兵士を思い続けた朴さん。
とてもうれしそうに話しをしてくれた朴さん。
こんな若いお嬢さんが聞いてくれることに喜びを感じられたのでしょうか。
それなら日本人はもっと日本の侵略戦争で多大な被害被った方の話しに耳を傾ければアジアの信頼を勝ち得ることが出来るのではないでしょうか。
今のようにアジア人同士いがみ合っていては危険です、
心配でなりません。
今「日本に生まれてよかった、日本は凄い」と言う風潮ですがそれは戦前と同じです。
恥ずかしいほど自画自賛しています。
日本人は米を食べて粘り強い、世界一強いとか優秀だとか。
小学生男女とも裸にして乾布摩擦させて「胸が膨らみ始めた」女の子の回りを校長が…、キモチワルイです。
早川タダノリ「ニホンスゴイ」のディストピア
兵隊になってからはよかったと。
日本政府は朝鮮の人の言葉や名字、土地を奪いました。
映画は衝撃的な話もなく淡々と進みます。
日本やソ連に対しての恨みや怒りはもう消えたのでしょうか。
仲良しの日本兵に手紙を書いたけれど届かなかった。
宛先が正確でなかったからと後でわかりました。
よく聞く話です。
今ではあんまりだと思う実話です。
今ではこのようなエッセイのような映画が好まれるのでしょうか。