名古屋城、御殿で夢童オートマ展
ガラスケースからお出ましの宗春、尾張殿様、民衆の力を信じて経済発展させましたが吉宗ににらまれ蟄居させられました。
牛の尻尾も動きます。
名古屋城の新御殿で見てきました。
御殿の復元された立派な襖絵の前で堂々たるオートマタ。
豪華だけどけばけばしくない衣装、大掛かりな仕掛け、うっとりする人形のお顔、
繊細に動く目、何か伝えています。
はかない音楽、最後は思わず拍手のオートマタもあります。
名古屋はからくり人形でも有名、一瞬にして綺麗なお顔に鬼の面がかぶります。
デパートから保育園に移動されたオートマタもあります。
最後に夢童さんの経歴がやっとわかりました。経歴、年も謎の方、
最後まで美しい方でした。
男を追いかけたら名古屋に来ていたとか、
お父様は著名な国文学者、京大教授。
職人さんの力もありますがからくり人形がこんなにゴージャスになったのは夢童さんならではですね。
テレビ塔東にもパリの街角のようなオートマタあります。
繊細な人形、からくり 名古屋城で夢童由里子の世界展
来場した岐阜県多治見市の女性(67)は「どの作品も精巧にできていて、からくりは見ていて楽しい。来て良かった」と笑顔だった。会場には、本丸御殿の復元を提唱し続けた夢童さんの人生をたどる年表、夢童さんを取り上げた道徳の教科書も展示されている。