<span itemprop="headline">人魚の棲む海~ジュゴンと生きる沖縄の人~</span>
今日は沖縄のドキュメンタリー上映会と大脇雅子講演会に参加しました。
以前、参加したきくちゆみ講演会http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/18844371.htmlと同じく「国民保護法を考える会」の西英子さんのお世話になりました。
「沖縄戦の証言」
子供達にフィルムをとおして沖縄戦を伝える会 制作
語りが平良とみさんなので穏やかな口調でも戦争やそれを指導した日本政府への怒りが伝わってきます。
学童疎開船対馬丸事件から(足でまといの子供は親から引き離し疎開させる政策であったが米軍の魚雷で撃沈され乗客1661人のうち助かったのはわずか156人。<a href="http://www.cinemawork.co.jp/cwhp/list/tsushimamaru.htm">対馬丸さよなら沖縄</a>もテレビ放送がありました)始まり…
韓国から強制連行された人たちが米軍に解放されたときの映像、
日本軍に拘束され重労働させられた韓国の人が、ひもじさから稲穂を取ったとの住民からの訴えでポケットに稲穂が見つかった韓国人は銃殺されたこと。
韓国からは男だけでなく女も慰安婦として動員されたこと。120箇所の慰安所がありそれは軍隊とともに移動したこと。
日本の軍人は神のように思えた。捕虜になるのは恥。鬼畜米英に残酷に殺されるよりは自決…親子夫婦での殺し合いを選ぶことになり母を石で殴って殺した
牛島司令官の命令により沖縄は9月まで戦争状態が続いた、組織的な戦闘は6月で終わり8月には敗戦のはずなのに。
「歪む沖縄 11万人が問う歴史の真実」
琉球朝日放送 制作
今歴史を歪曲しようとするのはなぜか
沖縄戦により軍隊は国民を守らないという認識が広まると都合悪いのだ。憲法の改定によって、軍隊を復活させたいという事と高橋哲哉さん。
教科書検定意見撤回を求めて11万人が溢れる沖縄県民大会。
「教科書から日本軍の関与を消さないで下さい。たとえ醜くても真実を学びたい」と高校生が訴えた。
こんなに沖縄の人が立ち上がり抗議したのに本土では…、申し訳ないと西さんはは福田総理に抗議文を送った。朝日新聞は1月12日に小さいがその記事
を載せた。
「国民世論に背を向け、米国のブッシュ大統領に迎合したものといわざるを得ない」給油活動についても「米国の中東での住民殺傷にわが国が後方支援を通じて参加する」ものと批判
「人魚の棲む海~ジュゴンと生きる沖縄の人~」http://www.qab.co.jp/07mermaid/index.html
これも琉球朝日放送制作、朝日テレビ系で月曜深夜放送、地方により曜日が違うかも知れません。大事な番組はひっそり放送されています。
以下は引用です。
「ジュゴンが絶滅すると思うと「居ても立ってもいられない男たち」が5日間限定で<ジュゴン捜索隊>を結成。その幻の姿を追った。
捜索隊が撮った映像をきっかけに「ジュゴンの見える丘」という曲を作った県出身歌手・Coccoさんが、ナレーションと曲で全面協力。(「ジュゴンの見える丘」は11月21日全国発売決定)
天然記念物で、国際保護動物のジュゴン。沖縄とジュゴンの文化的関わりは古い。食べるだけでなく、各地の遺跡からは皮から骨まで利用されていた様子が伺える。ジュゴンを娶る「人魚女房譚」など、神話・民話の中にも息づいていて、神歌ではニライカナイ(楽土)から来る神の乗り物と歌われる。食糧であり、神であり、先祖とも言われ、沖縄の文化の中に太く根付いているジュゴンは、沖縄の人々と長い間共生してきた動物なのである。
ところが、今や10頭ほどにまで減ったといわれる最後の一群が、沖縄本島北部の海にいるだけ。原因は、乱獲と開発による自然破壊。ジュゴンの食べる海草を育む浅瀬の砂地は埋め立ての好適地だ。そんな中、久々に沖縄の海で2頭のジュゴンが姿が撮影された。それが実は貴重な繁殖行動の瞬間だった。この映像を撮ったのは、急遽結成されたジュゴン捜索隊。海が死んで行き、ジュゴンが絶滅すると思うと「いてもたってもいられない」男たち。全員が手弁当で取り組んだ5日間のおかしな捜索模様を縦軸に、先人のように、ジュゴンと共に生きる社会を目指すとはどういうことなのかを問いかけていく。
なお、この2頭のジュゴンのローカルニュース映像をたまたま見ていた、県出身の歌手Coccoさんが、大泣きしながらすぐに作ったという曲「ジュゴンの見える丘」が、地域限定シングルながらオリコンチャート36位につけるなど、注目を集めた。きっかけがこのQABのニュースだったことから、今回の番組のナレーションを快諾してくれた。」