riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">高遠菜穂子講演会  東郷町9条の会</span>

高遠菜穂子講演会

 「命に国境はない イラクで非暴力は実現するか」

壇上に登場した高遠さんを一目見て会場の人々はあっと驚いた。チラシの少女のような高遠さんはそこにはいなかった。

ほとんど坊主頭のきっぱりと清々した大人の女性だった。壮絶な体験をされたのだから。前は寺島しのぶのような雰囲気だった。

今年初めての高遠さん講演会。短すぎて質問の時間もなかった。早口で淡々と話された。

こちらにhttp://www.youtube.com/watch?v=_bP-LZG4n4w&feature=related映像とお話があります。

とらねこおばさんのブログも詳しいので参考になります。
http://blogs.yahoo.co.jp/gzi03131/29454623.html#29454623


酷い御遺体の中には、子供や女性、白旗を持っている!少年がいた。

体は燃えているのに衣服が燃えていなかったり、青くなっていたり、

科学兵器の使用。病院を爆撃し、患者や医師を虐殺。

米軍が犬を集めて遺体を食べさせたのか、酷い損傷。

殺害されてから時間が経過しているので身元確認も困難。臭いが酷いのはどの戦争体験者も証言してますね。

スンニ派の指導者の遺体はお腹裂かれていたり頭にドリルで穴開けられていたり、すざまじいです。

高頭さんは「御遺体」と呼んでいた。

結婚式に集まっていた家族を爆撃したニュースは日本でも見られました。

でも日本はアメリカ寄りのニュースが多いから。知りたいことはなかなかわからない。

あの小泉の「自己責任」は酷かったですね。政府は国民を守る義務があるのに。

それなのにマスコミや心ない人たちはバッシングした。その人たちは何してるのか。

米兵も心の傷を負う。

筑紫哲也の番組に「イラク再建青年グループ」のカーシムさんと出演している映像が流れると涙がとまらなくなってしまった。

テレビでは遺体をぼかしている。会場や販売しているDVDではぼかしなし。

カーシムさんは親族が殺されている。米軍の占領、爆撃に抵抗して戦うのは当然の権利と主張していたのだが高遠さんとの出会いによって変わった。

「暴力は暴力を呼ぶほかの道を探そう」

「平和的な手段の方がより安全でより良い結果をもたらす。イラクのような状況だからこそ日本の9条のように武器を持たないことが必要なのです」

9条は米軍兵士や世界の人の憧れという。そんな大事なものは広める義務が私たちにはある。

広島を訪れたカーシムさん。イラクに帰国すれば命の保障はない。

名古屋の南山高校から寄贈された机には「日本とイラクの平和のために」というステッカー張って初めて日本からの物資を受けたことを表明できるようになった。

おもちゃと共に送られた机。でもその後、学校も爆撃受けて子供たちは通学できない。

子供たちがほしいのは米軍に日本が送るガソリンではない。

秩父雲竜さんのブログにも米軍が白燐弾使用して住民虐殺したことや日本との関係について記事があります。