riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">ペルセポリスと実録・連合赤軍</span>



モノクロの単純な線が力強く引きつけられるアニメ映画です。

金持ちのお嬢ちゃんの我がままといわれるかも知れないが子供時代の反骨はいいですね。

平塚らいてう「無名の人」の石井筆子もそうだった。余裕なければ目覚めることも難しい。勿論、優れた人はどんな境遇でも生まれる。そういう人を顕彰していくことも大事でしょう。

「勇気がなかった」と「実録・連合赤軍の最後に言わせているけれどその通りだ。今から見ると難しそうな言葉を並べて自分たちで酔っているように思える。「総括」という言葉であれほどの犯罪を犯してしまった。

高遠さんたちをバッシングした「自己責任」

反戦思想や自由主義的な考えもつ人たちを「アカ」と呼び、政府だけでなく一般人も攻撃した。


追い詰められ狭い所で閉じ込められて…というのは軍隊もそう。上官は敵より恐かったとコメントくださった方がいる。上官の命令は天皇の命令と同じだからアジアの人に残酷なことも出来た。その前に反戦や自由思想持った人は治安維持法で逮捕されたり拷問にあった。

この法律は「戦争は嫌だ」と思っただけ、「昆虫社会」という本でも社会主義に結びけられ処罰の対象になったヒステリックなものである。

今も同じ世界にもまれな悪法を作ろうとする動きがある.御用心。

戦争は始まってからは止められない。


ペルセポリス」の中でも革命が起き豹変する教師など日本の1945年の敗戦と同じ。それまで鬼畜米英と叫んでいた大人たちが「民主主義」を説いた。

それを体験した子供たちの胸のうちはどんなだったろうか。うろ覚えで申し訳ないが配給などを不正に自分たちの物にした教師を糾弾した女学生や選挙の不正を訴えたのも女学生だったと記憶している。

責任とって教師を辞めた人もいる。でも根本の責任が取られなかったから、日本は今も無責任社会なのかもしれない。

以下は映画紹介の引用です。

1978年のテヘラン。9歳のマルジは、パパとママ、そしておばあちゃんに愛され、何不自由なく暮らしていた。そんな時代に革命が起き、反政府主義者だったおじさんが帰ってくる。しかし革命から1年後、おじさんが投獄。自由に発言もできなくなった社会にマルジの将来を案じた両親は、彼女をウィーンへ留学させる。ウィーンでマルジは次第に大人の女性へ成長するが、海外での生活に疲れ、テヘランの家族の元へ帰る決心をす

舞台は、1970年~90年代の激動のイラン。どんな時でも生きる勇気とユーモアとロックを忘れない主人公の少女・マルジの成長が、母娘3代にわたる温かな心の交流を軸に、斬新なアニメーションで描かれる。マルジの声にキアラ・マストロヤンニ、母親役にカトリーヌ・ドヌーヴという、実の母娘の共演が実現した。