riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">渋谷・ザニーさんと仙波敏郎さん</span>


朝刊に目力凛々しい男性の写真が!

お一人は名前からもイケメン俳優かと思いました。

ミャンマー難民出身のデザイナー、渋谷・ザニーさん。

8歳の頃は言葉のわからない日本で何もかも怖く泣いていたという。

お父様はミャンマービルマ)の大学で民主化運動の幹部だった。88年の軍事クーデター後、弾圧を逃れて日本へ。日本語を覚えたが高校時代、バイトはすべて拒否された。モデルとしても活躍したが難民であることを隠さなければ生きられないと思った。

昨年9月ミャンマーで僧侶らのデモが弾圧され転機となる。国連難民高等弁務官事務所UNHCR)の日本の小冊子で難民と告白。UNHCRの募金箱の設置を始める。

岸恵子さんが言っていたが日本人は幸運で日本語だけで暮らせる。世界には難民となり自国語だけで暮らせるはずもない人が大勢いると。侵略受けた国の人そうですね。

もうお一方は現職警察官でただ一人内部告発されている仙波敏郎さん。

無報酬で警察の裏金について3年間、全国で講演している。

ニセ領収書作成を拒否し、拳銃を取り上げられ巡査部長試験合格後の昇任は一度もない。針のむしろのような報復人事とも闘う。17回も転勤させられた。

愛媛県随一の名門松山高校卒業。前身は漱石の『坊ちゃん』の舞台の旧制松山中学であり、大江健三郎の母校でもある。

警部補試験の学科は「合格」でも『領収書』を書かないから。

ちょうど借りている雑誌世界にも載っている。

『県警の捜査協力費を試算してみると告発当時は1億3000万円ほどあったものが今は3000万ぐらいに減っている』現職警察官の告発の意義は大きい。

今もホームの一番前には立たない。



並大抵の勇気では出来ないこと。親戚の子が警官になったが警察学校内で泥棒がいてやめたいといっていた。まじめな現場の人が苦しむのはどの世界でもある。

救急者呼ぶのもはばかられ亡くなった奥様、生きるうえでのさまざまな執着を失い『死にたいんじゃない、明日がいらないんです』胸が痛い。



「裏金つくりは犯罪。だから警察幹部は犯罪者、警察は犯罪組織です。…懲戒処分も注意されたこともありません。真実を言っていますから」


「偽造領収書の作成は警察官が昇任する際の『踏み絵』として半ば強制されており、これを書かない限り上級へは昇任できない仕組みだ」

 「私が裏金の件で一番残念に思うのは正しい知識、能力のある者が幹部にいないことです。裏金が横行するとまともな能力のある者が芽をつまれてしまう」

 「志をもって警察学校にはいっても卒業した瞬間に(裏金問題で)グラッと崩れる。現実を見るんです。五十歳をすぎて(ニセ)領収書を書かずにおれるのは愛媛県下で二人しかいないんです」

 仙波氏は裏金問題の一方で、犯罪検挙率が下がってきていることも指摘します。警察が好きで警察をよくしたい、というのが告発の最大の動機なのです。

 県警は告発後、仙波氏の鉄道警察隊から通信指令室主任への配置転換を命令しますが、他方、〇四年度の報償費の執行額も当初予算の半分以下にとどまる見通しであることなども明らかになりました。その影響はしだいに出ています。




北海道新聞 「闘い 警察を愛すればこそ」
http://www5.hokkaido-np.co.jp/syakai/housyouhi/document/0503/050319a.html


警察の真実 操作費横領システムの闇http://www.news.janjan.jp/living/0710/0710304804/1.php?action=all&msg_id=30846&msg_article=74806