<span itemprop="headline">イラクの混迷を招いた日本の“選択”</span>
思いがけず頂いた本です。 かもがわブックレット 165
イラクの混迷を招いた日本の“選択”
自衛隊がやっていることvs私たちがやるべきこと
中東でもっとも豊かで教育水準も高いく、医療や福祉の分野で周辺諸国のお手本のような国だったイラクがなぜ?
私たち自身が不法な占領を続け、武力によって「破壊し、奪い、傷つけ、殺し続けている多国籍軍に自衛隊を送っている国の市民だから、しかもそれは法治国家のとりでである「憲法」を犯しての派兵なのですとあります。情けない、悲しいことです。
イラクの子供を絶望のどん底に落としているのです。
劣化ウランで生まれながらに背中に大きな腫瘍を背負って生まれてきた赤ちゃんは5ヵ月の命でした。
米軍が自国の兵士にも蚊のために散布するといってばら撒いた枯葉剤は孫の体まで蝕んで奇形にしています。愛情もって育てているベトナムの人々。
陸上自衛隊が南部サマワに2年半にわたって延べ5000人が駐留した派遣費用が総額740憶円。内訳不明とは。
この莫大な費用が現地の人を傷つけることにしか寄与しないなんて。
日本には世界に誇れる平和憲法があるのです。連帯しなければ、
この痛みを自分の痛みとして受け止めた弁護士と市民が各地で立ち上がりイラク派兵差し止めと違憲確認を求めて裁判を起こしたのです。続きます。
この歴史的違憲判決についての感想は
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/22839536.html
内容
原告が5600名を超え、戦後最大の憲法裁判に発展した自衛隊イラク派兵差止訴訟。各地の裁判を原告とともにたたかう弁護団が、イラクの現地調査、政府に対する資料の開示請求などを通じ、自衛隊の活動の全貌に迫る。
人道支援と騒がれたがそれは本当だったのか。ブッシュ政権が米軍増派に踏み切ったが、いまなおイラクに駐留する航空自衛隊はどんな役割を担っているのか。ここに真実が明らかになる。