riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">顔見世その3</span>





江戸から明治の初め頃まで顔見世を心待ちにしていた京都の人々は前夜から!芝居に詰めかけたという。

女性は特に寝ずに化粧をし衣装に凝って。着倒れの京都ですものね。


昔は何しろまだ暗いうちから日没までの公演。

今回は10時半という現代でも異例の早さ。

昼の部が終わったのが3時半ぐらいだったでしょうか。
前から行きたかった東華采館 へ。学生時代から気になっていたのに入った記憶がありません。友人が付き合ってくれました。

頂いた巨大カレンダーにこの東華采館の内部の写真が載っていました。1926年、有名なヴォーリズ の設計です。 

南座側から見た外観の写真はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/22221583.html




  



この入口の右側にヨーロッパで観るようなレトロなエレベータがあります。
係員が乗って操作しなければ動きません。

ロンドンで飛び込んだホテルのエレベータもそうでしたがやっと2人しか乗れない狭さでした。東華采館の方が広かったです。
2階からは南座と鴨川の眺めがいいですね。

顔見世の演目です。感想は次回に。




<昼の部>
第一、正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり 
 曽我五郎時致    愛之助 隈どリがお似合いで立派でした。
 小林妹舞鶴     孝太郎
第二、八陣守護城 湖水御座船の場(はちじんしゅごのほんじょう)
 佐藤正清      我當
 斑鳩平次      進之介
 正木大介      愛之助
 雛  衣      秀太郎
第三、藤娘
 藤の精       藤十郎
第四、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
 鶴ヶ岡八幡社頭の場
 梶原平三景時    吉右衛門
 青貝師六郎太夫   歌六
 娘  梢        芝雀
 囚人剣菱呑助    由次郎
 飛脚谷山早助    錦之助
 俣野五郎景久    歌昇
 大庭三郎景親    我當
第五、ぢいさんばあさん 森鴎外の短編小説を戯曲化
 美濃部伊織     仁左衛門
 宮重久右衛門    翫雀
 下嶋甚右衛門    海老蔵
 宮重久弥      愛之助
 久弥妻きく     孝太郎
 伊織妻るん     玉三郎

<夜の部>
第一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう) 土佐将監閑居の場
 おとく       藤十郎
 狩野雅楽之助    扇雀
 土佐修理之助    亀鶴
 将監北の方     吉弥
 土佐将監      竹三郎
 浮世又平      翫雀
第二、元禄忠臣蔵 大石最後の一日
 大石内蔵助     吉右衛門
 おみの       芝雀
 磯貝十郎左衛門   錦之助
 細川内記      種太郎
 久永内記      桂三
 荒木十左衛門    歌昇
 堀内伝右衛門    歌六
第三、信濃路紅葉鬼揃(しなのじもみじのおにぞろい)
 鬼女        玉三郎
 平維茂       海老蔵
 鬼女        門之助
 同         吉弥
 同         笑也
 同         笑三郎
 同         春猿
 山神        仁左衛門
第四、源氏物語千年記念 源氏物語 

五條   夕顔の屋敷   池のほとり
 六條御息所  玉三郎
 夕顔 扇雀
 惟光 猿弥
 光の君 海老蔵