riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">マドンナの「ワンダーラスト」</span>


http://movie.blogmura.com/moviereview/

マドンナの初監督作品「ワンダーラスト」
http://wonder-lust.jp/
を観た。

キャッチコピーに“堕落論”とあるが、そんなことはなく目標に向かって苦闘してる若者3人の話。現実は甘くないけれどユーモアがあるので深刻にはならない。

3人の夢は、音楽・バレエ・ボランティア、現実はSM・ストリッパー・万引きだけどなぜか、隠微な感じもしない。

バレエ、ストリップの稽古はミュージカル好きな人間には慣れていて結構楽しい。ストリップ?というけれどあちらのは柱に女性がからみつのですね。「スイートチャリティ」「キャバレー」の舞台で重要なシーンになっています。

ユージン・ハッツの主役ブリ、音楽が評価高い。「僕の大事なコレクション」の彼ですね!

「僕の大事なコレクション」は録画視聴でしたがいい映画でした。

「ワンダーラスト」は、劇中に登場する盲目の詩人の著書名だそうです。

ハッツはチェルノブイリ原発事故の犠牲者です。

以下は引用です。
ユージン・ハッツは1972年ウクライナキエフ近郊にてロシア-ウクライナ-ロマの家系に生まれる。精肉業に従事していた父親は、ウクライナ初のロックバンドのギタリストでもあり、母親はタップダンサー/シンガーだった。ユージンが14歳の時、一家はチェルノブイリ原発事故によって祖国を離れることを余儀なくされ、以降 7年にわたって東欧各地の難民キャンプを転々とする。ポーランドハンガリーオーストリア、イタリアでの暮らしを経て、1993年、難民移住プログラムを利用して家族でアメリカのバーモント州に移住。
バーモントにて、ザ・ファッグ&フライング・ファックというゴーゴル・ボルデロの原型といえるバンドで活動した後、97年、ニューヨークへ移住。この頃から母方の姓であるハッツを名乗り始める。99年、多文化、多国籍、多民族、多言語のアーティストからなるジプシーパンクバンド、ゴーゴル・ボルデロを結成。(*バンドの活動については別項を参照)。
以来、ゴーゴル・ボルデロのフロントマンとしてカリスマ的人気を誇る一方、DJ、ロマ文化の伝道師、俳優としても目覚ましい活躍を見せている。中でもマンハッタンのブルガリアン・バーMehanataを拠点とした彼のDJ活動は、メディアでも大きく取り上げられ、今や同店は東欧文化のメッカと呼ばれるまでになった。映画界においては、イライジャ・ウッド主演の『僕の大事なコレクション』(06/リーブ・シュライバー監督)の準主役と映画音楽をつとめて脚光を浴びたほか、彼自身のルーツを辿る東欧横断の旅がドキュメンタリー“The Pied Piper of Hutzovina”(06/パヴラ・フライシャー監督)として製作されている。
また、ユージンの存在が様々なクリエイターに与える影響も計り知れない。多数の映画賞を受賞したゴラン・デュキック監督の”Wristcutters: A Love Story”(07/原作はイスラエル映画『ジェリーフィッシュ』の監督のエトガー・ケレット)には、彼をモデルにしたユージンというキャラクターが登場する。ファッション業界からの注目度も高く、08年秋冬のグッチのミラノ・コレクションでは、クリエイティヴ・ディレクターのフリーダ・ジャニーニが、インスピレーションを強く受けたアーティストとしてユージンの名を挙げている。