riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">「道元の冒険」</span>


http://show.blogmura.com/

映画「ZEN禅」を観たおかげで井上ひさし蜷川幸雄演出の道元の冒険」、3時間録画も一気に観ることができました。

続けて「エリザベスゴールデンエイジ」も。衣装・かつらは素晴らしいいけれど。アン・ブーリンの映画、ロンドンで観た処刑の跡、舞台の宮本亜門演出、麻美れいと白石加代子のエリザベスとメアリースチュアートも思い出す。膨大なセリフ劇。

「禅」三国連太郎の「白い道」も見たいです。
中村錦之助親鸞の映画、最後に夫婦であさげを頂く時の幸せそうな様子が清らかに思えました。

道元の冒険」の中で親鸞は子供の善鸞の不出来を責められるのですが。

道元親鸞日蓮3人が踊り応援歌歌う場面には爆笑。

この舞台、現代と道元の時代と2重構造でまるで「カッコーの巣の上で」や「チェンジリング」を想起させるような現代批判があります。

主役の阿部寛はみんなの芝居を見ていることが多いのでこれは結構大変でしょう。

映画「チーム・バチスタ」の試写会に行ったら、異常な熱気があると思ったら阿部寛竹内結子が来てくれました。皆さん、よくご存じですね。

「おはん」の試写会で見た吉永小百合とても綺麗でした。

道元の冒険は栗山千明(可愛い)、北村有起哉横山めぐみ高橋洋、大石継太、木場勝己が何役も演じて大活躍。忙しそう。歌がお得意でない方も歌う。本物の鶏を抱いて歌う場面、栗山千明が鶏もタレントさんで動いてもらえると生きているとわかるからと話していました。

インタビューはこちらhttp://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/07/004/index.html

島田歌穂大竹しのぶ(「太鼓叩いて笛吹いて」や「スィニートッド」の舞台は素晴らしかった)が井上さんの舞台に出ていると聞き物ですが。

栗山千明は「キル・ビル」「死国」「小森生活クラブ」「ハゲタカ」などでも独特の強い印象があり、この初舞台も頑張ってますね。

昨年の前進座の「法然親鸞の感想はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/22054678.html

WOWOWで鑑賞。以下はWOWOWからの引用です。
日本曹洞宗の開祖・道元と、妖しげな新興宗教の教祖。時空を越えて、夢の世界でもつれあう二人の男の記憶と思想。“冒険”の果てに描き出される、信仰と社会の狂気―。時は寛元元年―。 舞台は日本曹洞宗の開祖、道元によって開かれた宝林寺。開山七周年の記念に、道元の前で弟子の禅僧達による余興『道元禅師半生記』が上演されようとしていたが、片腕である懐奘は、最近、急に眠り込んでしまう道元の体調を気にしている。この日もふとした拍子に夢の世界に引き込まれる道元。またいつもの夢―。夢の中で、道元道元でなくなり、婦女暴行の容疑で拘留されているひとりの“男”になっている。自身と交わった女性の血は清められ、原罪を許されるという怪しげな新興宗教の教祖である“男”もまた、度々見る僧侶(道元)の夢に翻弄され、言動の奇妙さから精神鑑定の準備が進められているのだった。目覚めた道元を待っていたのは、新仏教をたちあげ、既存の仏教に否定的な道元を敵対視する連合軍の僧兵や幕府や朝廷からの来襲。悟りをひらき、人間の感情を超越できたと思っていた道元だったが、その圧力に動揺してしまう。「私の半生は無駄だったのだろうか?見せてくれ、私の半生を!」再び『道元禅師半生記』が始まった。高い理想を持って比叡山に出家した道元少年だったが、先輩僧たちの志しの低さ、幕府と癒着し出世を目指す師たちの姿に幻滅してしまう。本当の師を求め彷徨いはじめる、劇中の自分を見つめ続ける道元の姿もそこにはあった。困窮する道元の目の前に“男”が現れる。お互いを、自分の幻でしかないと言い合う二人の男が対峙した先に見えるものとは―。