<span itemprop="headline">チェンジリング</span>
http://movie.blogmura.com/moviereview/
ぴかちゅうさんhttp://blog.goo.ne.jp/pika1214/お勧めのチェンジリングを観ました。
公式サイトhttp://changeling.jp/
1928年のロサンゼルスを舞台に、誘拐された息子の生還を祈る母親(アンジェリーナ・ジョリー)の闘いを描くクリント・イーストウッド監督によるサスペンスドラマ。息子は無事に警察に保護されるが、実の子でないと疑念を抱いた母親が、腐敗した警察に頼らずに自ら息子の行方を捜して行動を起こし、同時に市長や警察機構を告発する。共演にジョン・マルコビッチ。
クリント・イーストウッド監督には今回も脱帽です。
埋もれていた実話を映画にしてくれました。
1928年という時代に腐敗した市長や警察、精神病院と対決するキャリアウーマン。
ある日、突然姿消した我が子。別人が帰って来たって親にはわかるはずなのに。警察はその子が彼女の息子だと言い張るばかりか彼女を非難し、ついには強制入院させる。
まるで彼女自身が犯罪者のようである。精神病院で他の女性患者にされている人と連帯する様は頼もしい。
今でも冤罪に泣いてる人がいるが他人事ではない。
この映画では牧師をはじめとする支援する人々の力も頼もしい。
彼女は一人息子を育てながら仕事熱心でお洒落。
きちんとしたいいお家に住んでいる。
アンジェリーナ・ジョリーは泣き過ぎて鼻を赤くしながら熱演。
帽子がお似合いです。
周囲の観客も泣いていました
牧師のジョン・マルコビッチも渋くていいですね。
日本でもあの頃の女性の仕事は電話交換手、教師、看護師、美容師などに限られていた。いいうちのお嬢さんは仕事に出ず、結婚第一の時代だった。
それではせっかくの才能はもったいないし、今でも夫に何かあったら困る。
今、結婚しようとしない女性も多いらしいがいつまでも親には頼れない。
今朝テレビのトーク番組に出たチャン・ツイイーも充実した仕事して自分で洋服買うとか、周りの人に何かしてあげられるとか経済力持つ女性が好きと言っていた。
精神的にも仕事なしではいられないと思う。
「狸御殿」でオダギリジョーと歌い踊る場面も出たがあの映画はミュージカル好きな私にはとても面白かった。
日本語で歌うのはとても大変だったようだ。
映画の被害者に公開の処刑シーンはデッドマンウォーキングでも観た。今世界は死刑廃止の方向だけれど。本当は絞首刑も絶命するまで随分苦しむらしい。
「グリーンマイル」「エセルとジュリーアス」の電気椅子も酷い。