<span itemprop="headline">ジェームス三木、「シナリオに秘めた憲法のこころ」</span>

今年も憲法記念日には100歳になる鶴舞公園のレトロな名古屋市公会堂へ。薔薇園も有名な公園なのになんかバラが少なくなっている。
プロが育ててもこうかとちょっとほっとしたり

今年の憲法記念日のゲストは

ジェームス三木、「シナリオに秘めた憲法のこころ」

ノーベル物理学賞受賞者・益川敏英ビデオメッセージ「大いにかたる　平和・憲法教育・憲法」

漫才「地球のすみずみに憲法の花を」ナオユキ

ジェームス三木の作品では平和憲法制定過程の 「真珠の首飾り」
http://www.seinengekijo.co.jp/s-sinnzyu/sinnju.html
秀吉が朝鮮侵略したときに強制連行した女性の話をミュージカル化した 「つばめ」 http://www.warabi.jp/tsubame/
などで非常に感心しました。

昔映画で観た 「族譜」 もジェームス三木脚本で舞台化されたそうです。
日本は植民地化した朝鮮の人たちに創始改名を強要したために苦しむ問題、抵抗を描いた作品です。

40年脚本書いて来たけどドラマになると期待した通りになったことがない
　シナリオライターとしてのデビューは「七人の刑事」の最終回だったが、出来上がってきた脚本には、「ジュース三本」と書いてあった。

　
　ある「刑事もの」を書いた時、放映されたＴＶを見て驚いた。刑事が着物を着て犯人を追い掛けている。そのようなことを書いた覚えは無い。私服の刑事と描いたはずが和服の刑事と誤植。

と聴衆を笑わせ本題へ。さすがです。

平和憲法のもと、戦争しない、一人も殺していない、殺されてもいない。
明治憲法のもとでは戦争ばかりだった。そのため第二次世界大戦だけでも兵士300万人戦死。他国の人を1000万人以上殺してしまったでしょう。

日本の敗戦後、日本の政府の作った憲法改正案は明治憲法と内容がほとんど同じだった、

GHO民政局はたった一週間で「国民主権」「戦争放棄」「基本的人権の尊重」の原則の憲法を作らねばならなかった。だから世界中の進んだ憲法を参考にした。ワイマール憲法や日本の民間の憲法草案（映画 日本の青空 に描かれている。
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora/　第２弾制作決定！）

三木さんが103粒の真珠になぞらえた平和憲法。

世界一進んだ憲法を歴史の中継ランナーとして我々は子孫に引き継がなければならない