<span itemprop="headline">八重桜とレトロ建築</span>
南山学園は愛知県に小学・中学・高校・短大・大学をもつカトリック系の学校法人。ライネルス館という名称は、 創設者のドイツ人宣教師ヨゼフ・ライネルス(Josef Reiners)にちなんだものとか。
黄土色の外観が落ち着いた雰囲気を醸し出し、玄関ポーチの大円柱が印象的。屋上の手摺壁(パラペット)の三角形の切り込みが特徴です。
設計者は大正末より昭和初期にかけて、聖フランシスコ修道院、北星女学校教師館、北大手稲山パラダイスヒュッテ、函館トラピスチヌ修道院、上智大学1号館、カトリック松が峰教会など、カトリック系の学校や教会の設計などを数多く手掛けた事で知られるマックス・ヒンデル(Max Hinder)。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造地上3階建、地下1階。
ステンドグラスがいっぱいです。中には入れないのが残念です。
ピオ11世館は、神言会の修道院として戦後に建築されました。今は、南山短大の事務室や教室として使われています。
明らかにライネルス館の意匠を継承した外観で、戦後の建物の割には、レトロな印象を受けます。ライネルス館と一緒に名古屋市都市景観重要建築物に指定された、鉄筋コンクリート造り、地上4階、地下1階。
南山学園ピオ11世館 1953(昭和28)年
名古屋市都市景観重要建築物
再びライネルス館です。
単調なサーキットトレーニングには飽きてきました。
単調なサーキットトレーニングには飽きてきました。
こんな季節の花やレトロな建築を眺めながら散歩するのは気分がいいです。
付近の楽焼の店。
名古屋市博物館