<span itemprop="headline">ウィズ~オズの魔法使い~</span>
脚本 | ウィリアム・F・ブラウン |
作詞・作曲 | チャーリー・スモールズ |
翻訳・演出 | 宮本亜門 |
増田有華(AKB48) ISSA 良知真次 エハラマサヒロ 森公美子 小柳ゆき JONTE' MOANING(ジョンテモーニング) 瀬戸カトリーヌ 吉田メタル 丞威 永瀬匡 廻修平 丘山晴己 加賀谷真聡 泉野翔大 DAICHI U-YEAH YORI(DA PUMP) 森実友紀 MIHO BROWN エリアンナ KAE THE FUNK 今枝珠美 Medusa 矢野祐子 陣内孝則 こんなに9階の劇場へ行くのに並んだのはいつ以来でしょうか。先日のロミジュリ、二階空いていました。 今日が千秋楽というのも出演者もろくに知らず、生協で取り扱いがあったのでつい購入。 生協は割り引きもあります。 久々の一階席なのに横幅もある大きな男性が前に乗り出して、そうするとその後ろの方も見えないから乗り出して… 舞台観るのも初めての方も多いらしく…前に乗り出して観ると後ろの人の視界さえぎるので椅子に身体つけて座って欲しいのです。その男性の前にはさえぎる物はないのに。. 森さんや瀬戸さんが出ているので観たくなったのですが 最初のソロを歌うドロシーのおばさん役エリアンナさんが見事な歌いぷり。 舞台 [編集]
増田が最初に歌うのは、モーニング扮する案内人とエメラルド・シティを目指して旅に出る場面。見知らぬ世界で不安いっぱいだが、それでも先へ進もうとするドロシーの戸惑いと勇気を、まっすぐに伝える。 モーニングの、まるで関節を感じさせないようなしなやかなダンスが目を奪う。かかしのISSAは、歌も巧いが、特筆はキレのあるダンス。芝居でも、コンプレックスや切なさをしっかり描く。良知のブリキ男もまた、ドロシーたちとの出会いを見せるダンスがいい。失った心を取り戻して過去をやり直したいと、すべてを吐き出すように歌う12曲目は、他の三人と声を揃えるパートでもあり、実に情感豊か。エハラのライオンは、芸風からすれば若干控えめに思えるが、10曲目の増田との歌で、懸命に勇気を振りしぼるライオンの心情を爽やかに歌う。 ここは増田も聞かせどころで、「あなたは変われる。さあ立ち上がって、誰よりも勇敢に。あなたは変われる、変わるの!」と、ハリのある伸びやかな声で、挫けそうなライオンを励ますドロシーの逞しさを強く印象づけた。 若い人には次々と派手な場面が繰り広げられ実力派の歌、ダンスが楽しめるでしょう。 マイリティの苦難や群集の愚かさを描いていてトニー賞受賞のヒット作。なんと「オズの魔法使い」の前の段階を描いているという舞台。まあよくこの有名な作品を使って新しい舞台を創ったもんだ。 芸達者なジュデイ・ガーランドも晩年は不遇だったが広瀬隆によると立派な人のようだ。 広瀬隆はハリウッドと財閥の面白くも戦慄の関係を描いてる。9.11疑惑もそうかと思わせる。 主題歌「オウバーザレインボー」もオルゴールになるポピューラーソングでどなたでもご存知だ。 「オズの魔法使い」は空前のヒット作で連作がこんなにあるとはしらなかった。19世紀の経済論争を描いているという説も有る。 「オズの魔法使い」には「東の魔女」とか、「西の魔女」「良い魔女」「悪い魔女」が出てくる。「ウィキッド」はこの魔女たちが元は親友で同期生という設定。ハリーポッターの影響かな。イギリスにファンタジーが多いのはケルト文化の流れらしい。 緑の肌と優れた魔力を持つ女性がその肌ゆえに嫌悪され仲間はずれにされる。外見だけでは本質は分からないのに。綺麗な顔してくる食品にも毒が一杯。まっすぐなきゅうりしか売れ筋でないとか。 「オズの魔法使い」の冒頭に農場労働者が出てきて農場主夫人に文句言われている場面などに目が行く。 追記 ドロシーの愛犬はぬいぐるみではなく本物のわんちゃん、大音量のカーテンコールにも登場で大丈夫かと心配になりました。 |