<span itemprop="headline">社説:浜岡原発 再稼働申請は考え直せ</span>
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みなさま 西英子です。
検討すべきだと主張しています。以下全文です。
社説:浜岡原発 再稼働申請は考え直せ
毎日新聞 2013年09月27日 02時31分
中電は審査申請を考え直すべきだ。
中電は、運転停止中の浜岡原発3~5号機のうち、4号機について安全審査を申請し、再稼
働を先行させる考えだ。追加の安全対策が必要になるため、実現するにしても2015年10月
以降になる。 それでも申請を急ぐのは、原発に代わる火力発電の燃料費負担がかさみ、
経営を圧迫しているからだ。14年3月期では3年連続の最終赤字を見込む。そのため来年4月
をめどに電気料金を値上げする方針だが、業績改善には原発の再稼働が欠かせないと判断し
たようだ。
止を要請した際に菅氏は「浜岡原発で重大な事故が発生した場合に日本社会全体に及ぶ甚大
な影響を考慮した」と説明した。その通りだろう。
もある。周辺には重要な工業地帯も控える。さらに、近くを東西を結ぶ大動脈である東名高速道
路や東海道新幹線が通る。ここで大きな事故が起きれば、周辺だけでも甚大な被害が予想される。
日本列島が分断され、国民全体の生活や産業が大きな打撃を被るおそれもある。
そうした立地条件に内在する危険は、安全対策を積み重ねたところで克服し難い。10キロ圏
内にある牧之原市の議会は「安全が担保されない限り永久停止すべきだ」と決議している。再稼
働に県や周辺自治体の理解を得るのは難しいだろう。
業績の改善は民間企業の経営者が追求すべき課題だ。しかし、浜岡の再稼働が本当に業績
を支えることになるのか、再考を求めたい。
原子力損害賠償法は、事故による損害の賠償責任を電力会社に負わせている。その責任は
一企業では背負い切れないほど重く、最大手の東京電力でさえ事実上の国有化を受け入れざ
るを得なかったほどだ。経営者の合理的判断としても浜岡の再稼働はあり得ないのではないか。
廃炉を促す政策にこそ力を入れる必要がある。 以上
<抗議行動と学習会のご案内です>
(1)毎週 金曜日 18時~19時 中電本店前で抗議行動
10月4日も本店の9階(社長、重役室)へ向けて
その後、6分歩いて高岳の関電東海支社へ行きましょう。
みんなで勉強し、行動しましょう。 ぜひご参加ください。
日 時:10月13日(日)13時30分~16時20分
会 場: 名古屋市女性会館 2階 視聴覚室
参加費: 1000円
主 催: 「浜岡原発」講演実行委員会
問合せ: 西英子(052)808-3241
講 師: 山 崎 久 隆
たんぽぽ舎 副代表
浜岡原発のことを調査、研究されてきました。わかりや
すい講演をされると好評です。