riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">ハウステンボスワールドフラワ―ショー6</span>

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最後の風車、3枚目の画像と同じなので消そうと思っても出来ません(汗)
 
 マイケル ペトリー 平和を求めて
 

 
説明はワールドフラワーショー公式サイトよりの引用です。
 
「平和を求めて」という作品はただ眺めるだけの庭ではなく、訪れた者がまるでその庭の一部であるかのような感覚を与えるようデザインしています。
このコンセプトを実現するため、デザイナーのマイケル・ペトリーは、幅広の道、切れのある線や様々な形を用い、これらの要素をシンプルにまとめました。
植物はこの洗練されたデザインを更に引き立てるよう厳選しています。
これらのすべての要素が一体となり、限られた小さいスペースの中で、庭園をできる限り大きく見せることができるように設計しました。
庭の中にはアメリカの大草原からインスピレーションを受けた草地があります。
竹のタワーは日本の代表的な植物であり、日本という国と日本の職人の技術の高さへの敬意の念のシンボルです。
この「平和を求めて」の庭にあるすべての要素は、世界中の国々の本来あるべき姿を映し出しているかのように、共に協調し合うよう意図して作られています。
庭の中に見られる鮮やかな色をした木製のオブジェは植物をイメージしており、切り絵で有名な作家ヘンリー・マッティセの作品を基に造られています。その中に一つだけ、折り紙からインスピレーションを受けたものがあるので、探してみてください。その折り紙のオブジェを見つけることができた人は、それと同時に平和を見つけることでしょう。
 
あ、全然中には入れないと思っていたのでみつけていません。トホホ
平和でなければ園芸は出来ません。花や薔薇を育てて非難された柳兼子(宗悦の妻、長男の柳宗理は工業デザイナー、次男の柳宗玄は美術史家、三男の柳宗民は園芸家!)や鈴木省三!
軍国主義は美しいものを敵視します!
 

 
巡る螺旋
朴 柱映
Park jooyoung
パク チュヨン
庭園解説
終わりがないように見える螺旋。
ぐるぐる回り続ける水車。
繰り返す出会いと別れ。
終わりのように見えてもそれは一つの始まり。
今日も誰かと巡り合う、尊い縁。
 

 
 
溝口 幸宏
庭園解説
太陽の庭は、日常的に親子で楽しめる花壇のある実用的な庭です。月の庭はやすらぎのある鑑賞用の庭として作庭しました。
太陽をイメージした中央の風車小屋、その足元には水の惑星・地球を円形の池で表現しました。
石張りのアプローチを歩き風車小屋を抜けると露地の世界へ。
正面で出迎えてくれる満月のモニュメント、天の川に見立てた石張りの小道を歩いて行くと最後に出迎えてくれる珠玉の三日月の間へといざないます。石張りの小道は、月明かりに映える飛び石を置きました。
 

 
Bayley LuuTomes
ベイリー ルートームス
ニュージーランドは私の育った国。アジアは私を育てた文化。そしてこの庭は、その二つの融合体です。ニュージーランド人が愛する雄大な自然に、アジアンスタイルガーデンの要素を組み合わせ、テーマである“私の国、私の文化”を表現しました。

再利用したワインボトルは、ニュージーランドを美しくし保たせ、豊富な自然を保存する進んだリサイクルシステムの重要性を説く象徴です。それはまた、隠れた「聖域」とも呼ぶべきプライベートな空間を演出します。庭の中心は渦巻状でKoru(マオリ語で展開しきっていない渦巻き状のシダ植物の新芽のこと。「平和」の象徴)を表し、庭に神秘的で不思議な雰囲気をもたらす最も重要な空間です。その背景には、様々な色の植物とアクセントになる木を使い、この「聖域」を引き立てています。竹林は森のような外観を与え、また竹の間の小さな隙間を通して、庭の反対側からもわずかに庭が見えるようにしました。

外側の植栽を限られた色彩のみにし、庭の内側が持つ素朴さと調和とを対比させました。ワインボトルの塀は、周囲の環境から切り離した空間を我々に提供しながらも、360度、外のすべての景色を楽しむことができます。これは現代の多忙な西洋のライフスタイルに対しての、シンプルで調和の取れた伝統的な東洋のライフスタイルの比較を表現したものです。

あなたを囲っている水は池に向かって落ちながら、穏やかな水のせせらぎを提供してくれます。庭の中心部にたどり着くと、そこには暖かさと光を与えてくれる火鉢が据えられています。夜には、ワインボトルでできたガラス製の「聖域」が、理想的な背景を作っている植物とともに、息を飲むほど美しく照らされた庭の彫刻品にとその姿を変えていることでしょう。

この庭は、アジア系ニュージーランド人としての私自身を反映しています。この場所は私にとって、毎日の喧騒から逃れ自分を癒してくれる空間であり、また自由な時間を過ごすことのできる小さな隠れ家なのです。
 

 
Paul Hervey brookes
ポール ハーヴィ ブルックス
 
古代ギリシャ建築に見られるエクセゾラ(会話の場)にヒントを得て、個人、または身近な隣人との関係の中で、さらには世界を超えて結びつき合うコミュニティーにおいて、アイデアの交換、コミュニケーション、そしてひとしくお互いを尊敬し合うことが、平和をつくりだすメカニズムであるという考えを探究します。
エクセドラは向かい合う灌木と草花のボーダー花壇の中心と位置づけられています。ボーダー花壇の世界中から集められた花や植物は歴史において多くの国際的なつながりと協調を築いてきました。エクセドラの7分割のベンチは世界の七大陸を意味し、壁に描かれた象徴的なメッセージがこれを強調しています。もう一方の縁と白を基調としたボーダーの後ろには刈られた生垣が見えます。そこに置かれた3つのイギリスの伝統的な養蜂箱は、私たちの住む町や都市では授粉が難しい虫達の苦難を表現しています。この庭はスタイリッシュで快適に過ごせるデザインでありながら、自分自身を振り返り静かに物思いにふけることができる場所です。
 

上善は水の如し(お互いを知ることの大切さ)山口陽介
 
上善とは最も理想的な行き方と言われてます。そういう生き方をしたいと願うならば、水のあり方にまなべというものです。
一つは、その柔軟な性質です。四角の器に入れれば四角な形になる、器に逆らうことなく形を変える柔軟さ。
二つ目は、水は人が嫌がる低いところに流れていきます。謙虚な姿で、自分の能力や地位を誇示しようとしません。
三つ目は、穏やかな流れは人の心を癒す力を持ってますし、また、速い流れでは、硬い岩をも砕く力強いパワーを持ってます。

 水は、柔軟、控え目、パワーの3つの要素を備えている。少しでも、水のような生き方が出来れば、理想に近い生き方が出来るであろう。
今回、壁一枚隔てただけの空間に二つの異なる庭(人が創った文化)を創った。世界では、隣の国同士が宗教、文化、政治、人種などの違いなどで戦争などが起きているのが現実だと思う。
けど、もっと、お互いの事を知り、そこの文化、表現の違いを理解し、自国の文化ばかり押し付けず、水のように生きていったら、世界平和が待ってるのではないだろうか。
とりあえず、お互いを知ることから始めよう・・・・・
       上善は水の如し  老子様