riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">切ない、もどかしい「妻への家路」</span>

テレビで豪華キャストの昔の映画「マイルーム」と映画館で「妻への家路」を観ました。



一時アジア映画をよく観ました。

「あの子をさがして」「山の郵便配達」「南京1937」「鬼が来た」
「おばあちゃんの家」、「わが心のオルガン」「オアシス」『受取人不明
春夏秋冬そして春』は韓国映画界最高の栄誉である大鐘賞青龍賞の作品賞を受賞。全米では韓国映画史上最大のヒット作となった。2004年には『サマリア』が第54回ベルリン国際映画祭銀熊賞 (監督賞)[3]、『うつせみ』が第61回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞した[3]。その後も『』(2005年)や『絶対の愛』(2006年)、『ブレス』(2007年)といった作品を発表したキム・ギドク監督。
心に迫る映画が一杯
「妻への家路」なぜ今、文化大革命の中国の映画か、今の中国を知りたいという映画レヴューもありそれも納得ですが、

あちらを向いてもこちら向いても愚かな国家のために人生を台無しにされる庶民。憤懣やるかたない。

芙蓉鎮』『紅いコーリャン』も印象深い映画でした。

本作も最初の駅の場面、ピアノの場面素晴らしく、音楽の力期待するぐらいでしたが。

やはり悲しくてね。冷たい雨や寒さを感じさせる映画です。

昔テレビで見たような革命のバレエ、本作でデビューの俳優のバレエシーンも魅せます。

バレエ止めていたら両親の前であれほど踊れないけど。

この家族を誰も責められない。

切なくてもどかしい。

延々と夫の献身が続きます。

妻は心労の余り夫の記憶だけなくしている。

夫である元教授役のチェン・ダオミンが知的で素敵、

イーモウが「中国最高の俳優」と誉めるのも当然ですね。

この夫が辛抱強く妻を手助けする。静かな闘い…

甘ちゃんの日本人夫にはここまでの辛抱は出来ないでしょう。

日本には「夫婦だから言わなくてもわかる」というが多い!

この妻は夫の顔も忘れてしまったのに夫を待ち続け駅に出迎えに行く。

夫はすぐそばにいるのに

夫を出迎えに行く妻、日本の「岸壁の母」を連想してしまいました。


映画のインテリアも興味深々、さすがインテリの家なので良い雰囲気です。

結末は予想通りでした。

最後あそこまでコン・リーをふけさせなくても…

認知でも他の病気でも患者をせめてはいけませんね。
さらに病気が悪化するか攻撃的になりますから。








予告観た「間奏曲はパリで」が面白そうです。
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