<span itemprop="headline">玉三郎、仁左衛門、勘三郎の浮舟</span>
もう今年は生の玉三郎は拝見できませんが(泣)、スカパーの無料放送で懐かしい浮舟を観ました。2003年観に行きました。
吸いこまれそうな美しさです。伴奏の歌も衣装さばきにもうっとり。
いくらノー天気の私でも上京にはかなりの費用がかかりこの時勢ですから不安が募ります。
大阪、京都ならまだいけるのに、最近出てませんね。残念。
光源氏の息子たちの世代の恋、源氏物語「宇治十帖」を題材に昭和の劇作家北條秀司 が独自の視点で人間の心に潜む葛藤を活写した名作。玉三郎の浮舟に、勘九郎(十八 世勘三郎)の匂宮、仁左衛門の薫大将で。 薫大将は、光源氏の異母弟の娘大君に恋を ...
薫大将は、光源氏の異母弟の娘大君に恋をしたが病で亡くしてしまい、大君の俤を求めた薫は、大君と生き写しで異母妹の浮舟に想いを募らせていた。浮舟も、清浄な心を持つ薫に魅かれ、薫とともに宇治で暮らす約束をする。一方、光源氏の孫でその色好みを受け継いだ匂宮も、浮舟に魅かれ熱心に恋文を送り続ける。なかなか宇治に来ることのできない薫に寂しさを感じていた浮舟は、次第に匂宮を意識するようになり、ある夜、ついに匂宮が強引に浮舟の寝所に忍んで…。
(2003年/平成15年3月・歌舞伎座)
(2003年/平成15年3月・歌舞伎座)
主役三人のファンです。
薫は自分の出世の秘密のせいか堅物過ぎて式までは清い仲で、
帝の娘も拒否
浮舟に襲われたら死を以って防げとは。
平安時代の話ではあり得ませんね。
あの時代は男が女を盗み観て手引きを侍女等に頼み、
夜中ヨバイするんですね。
深窓の姫でも哀れなものです。
源氏物語の女君埜ほとんどは最後出家します!
平安時代はまだ男が女の家に通う、通い婚で結婚式などあり得ない。
3日続けて通うと3日(みか)の餅食べて正式な夫婦に。
有力な婿で有れば女の父が婿の履物を抱いて寝たとか。
男が通ってくれなければ婚姻関係は消えます。
最近紫式部が天候についても詳しかったと言う本が出たらしいです。
この舞台新歌舞伎なので、言葉も現代的、だれでもわかります。
秀太郎はメチャ上手い方。
反対に生真面目な右近は上村吉弥でニンに有ってますね。
ああ、もっと玉三郎の舞台をテレビ放送してください。
もう舞台ではなかなか見られません。
昔孝玉コンビの舞台をもっとやってと社会問題になったそうです。
仁左衛門丈の前の名前は本名の孝夫さんでした。