西さんからのメール「アフガン戦争から安保法制を考える」
みなさま 西英子です。
雨のうっとうしい日が続いていますが、お変わりありませんか。
私も毎日スーパーに買い物にいくのを楽しみにしています。
問題になっています。
しかし、自衛隊が初めて海外に派遣されたのは、18年前のこと
でした。そのことを当時の記憶をたどって書きます。
ニスタン派兵から始まった
『テロ対策特別措置法』を民意を無視して強行に成立させました。
まったのです。
そして、2001年11月25日に自衛隊は戦場へ派兵されて、米軍の
に向かわせ多国籍軍の軍艦に給油したのです。
で、まわりでは、「アフガニスタン戦争反対」のチラシが配られ
緊張した空気が張りつめていました。
一般公募で選ばれた意見陳述人6名で、その一人として私も
陳述しました。大学教授や弁護士にまじって改憲派の大学生と
64才の主婦・西英子も加わった顔ぶれでした。
テーマは『国際社会における日本の役割』でした。
私は憲法前文の『全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から
免れ、平和のうちに生存する権利を有する』の理念をもとに
話しました。
自衛隊が米軍に対して、戦争に必要な物資を供給する行為は
憲法に違反するのではないか。今、日本がすべき役割は、テロ
の背景にある「貧困」をなくす対策を真剣に取り組むべきだ
と述べました。
(3)その当時、アフガニスタンの子どもたちのことを、毎日テレビで
見ていて、私は耐えられなくなりました。爆撃で家を焼かれ、
家族を殺され、ひとりぼう然と立ちつくす子どもたちもいました。
食べ物も衣服も靴もない子どもたちをみて、私の子どものころ
を思いだしました。
太平洋戦争の末期から戦後にかけて、空地に自分でつくったさつ
まいものツルまでたべました。極度の栄養失調で、道端に倒れて
いる大人もいました。名古屋駅近くで、私と同じ10才くらいの子ども
たちが「浮浪児」になっているのをみたこともありました。
戦争で被害を受けるのは一般の庶民です。特に、子どもたちです。
(4) 次回は、その直後に起こった イラク戦争で私が感じたことを
書きます。
いま、安保法制を廃止しなければ、たいへんなことになります。
戦争に参加することになります。相手を爆撃することにもなります。
日本はトランプさんの言いなりで、軍備の増強を進めています。
1機100億円超のステルス戦闘機を147機も買うことになります。
これは一部です。そのほか莫大な予算が軍事に使われます。
私たちが声をあげないと安倍政権の「軍拡」はとどまるところ
なく進みます。
青山元裁判長のお話しをまじえて、安保法制廃止の集会をします。
〇 安保法制を廃止せよ 集会に来て下さい。
7月7日の『青山元裁判長と川口弁護士の対談』の集会に
ぜひ、ご参加ください。みんなで語り合いませんか。
青山邦夫弁護士の陳述が裁判官の心にとどき、「安保法制は憲法違反」
の判決が出されることを願っています。
青山弁護士のすばらしいお話しがたくさんの人たちに広まり、当日の
会場をいっぱいにして「安保法制を廃止!」の声が大きく盛りあげたい
です。
みなさん、どのような方法でもよろしいですから、宣伝して下さい。
お願いします。テーマは以下のとうりです。
『憲法違反の安保法制を廃止のために!
元裁判長と弁護士の対談』
を出した名古屋高裁の元裁判長です。
現在、弁護士で「安保法制違憲訴訟」の共同代表をされています。
として3000名以上の原告と共に、画期的判決を勝ちとりました。
憲法を壊して「戦争をする国」にさせないために、
ぜひ、ご参加ください。
みんなで語りあう時間をつくります。
日時: 7月7日(日)午後1時30分~4時30分
会場: 名古屋市博物館 地下講堂
地下鉄桜通線 桜山駅下車5分
主催: 川口弁護士と市民有志たち
問合せ: 西英子 (052)808-3241
参加費: 800円