観て良かった「日々、われらの日々~鉛筆画家 木下晋 妻を描く~」
実際の彼女はもっと若く美しい、薬が効けば家事もできます。
長い間家計を支えてきました。
観た後は充実感あります、芸術ですね。
鉛筆画家木下晋(72)「最後の瞽女(ごぜ)」と呼ばれた小林ハルさんやハンセン病患者で詩人の桜井哲夫さんなど、障害や病を抱えながらも懸命に生きる人々を鉛筆で描いてきた。そして今取り組んでいるのがパーキンソン病に苦しむ妻君子(70)の姿だ。木下は、痛みと闘う妻を見つめながら、そこに「生命の輝き」を見出す。一方で自分の奥底に抱えてきた「心の闇」に突き当たる。創作と介護の中で葛藤する老夫婦の日々を描く。←動画あり
不幸の連続なのに、妻が美しい。
芸術家のさがか。生活を支えていた妻が病に他入れ、介護士ながら冷静に描く。
娘も父母も、弟も、その昔の家を観たらわかるすざまじさ。
私も三年前より乳癌を患っています。人の生と死。木下さんの奥深い絵と、画家としての使命に没頭する旦那様に寄り添って生きる病の奥様。鉛筆一本で表現する闇と光の圧巻さに自分も何か残せるのではないかと…考えさせられました。番組感想より
良い番組です。
忍耐が居る鉛筆画を描く過程が見られたのも嬉しい、あの小さくなった鉛筆、あの音。