トラ系図、トラからのSOS
ルビリン東山動物園で飼育している雌のアムールトラのルビリンは17歳で現在国内最高齢のアムールトラです。1995年デンマークのオールボー動物園から3歳で来園し、翌年3頭、翌々年に4頭を出産しました。7頭の内6頭が無事に育ち国内の動物園にもらわれて行きました。無事に2産を済ませたところで、同じ血統のトラをこれ以上増やしてはいけないと、繁殖制限をせざるを得ませんでした。この時、ルビリンは5歳でした。現在、ルビリンの子供は6頭、孫が7頭です。国内のアムールトラ57頭の内、約4分の1はルビリンの血を引いていることになります。実は残りの4分の3も3系統の血統で占められており、日本のアムールトラを維持するには海外から新しい血統の個体を導入することが必要です。2010年は寅年、名古屋ではCOP10も開催されます。生物の多様性を守ることは、食物連鎖、生物の頂点に立つトラを守ることにも繋がります。
2010年は皆さんで生物の多様性を考える年にしましょう。
ルビリンは見た記憶はありません、今東山にいるダマイのお相手はクンデしかいないと聞きました。
外国のトラを頂こうとしたらこんな獣舎ではやれないと言われたとか。
ダマイが生まれたズーラシアは立派ですが。
https://www.nhdzoo.jp/newspaper/naka.php?newspaper_uid=2240
日本平動物園トラの婚活、赤ちゃん生まれてほしい。
この系統ではガンダー、デル、ダマイ、、、ファントム、ブラン?に会っています。
https://twitter.com/violetayukimura/status/1202799735226036224/photo/1トラ系図
秋田の大森山動物園では4頭の子トラを母親が育児、
ズーラシアでは1頭を飼育員さんが育てています。
ズーラシアの飼育員さんの育児日記も泣けます。
母トラでないとなんだか不憫、色々事情があります。
昨年、宇都宮のホワイトタイガーのグーナちゃん見てきましたが。飼育員さん奮闘。
宇都宮動物園のチグ、昨年亡くなりました。まだ若かった。2011年生まれ
宇都宮動物園の人気動物、メスのアムールトラ「チグ」が4日、急死した。
大阪市の天王寺動物園は16日、14年に中国・上海動物園からやってきた雄のアムールトラ「虎二郎(こじろう)」が死んだと発表した。飼育下の平均寿命は約20~25歳だが、7歳だった。
多摩のショウヘイ君も見ていない、人工保育
デビューの困った顔
秋田は遠く寒いし、行けそうにないので、トラの系図を調べました。
歴史好き、系図好きなんです。
系図はネットから拝借しました。