<span itemprop="headline">歓びを歌にのせて</span>
04年のスェーデン映画「歓びを歌にのせて」をBSで観た。スェーデンで大ヒット、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。音楽映画ではイギリスの「ブラス」 韓国映画の「春がくれば」04年、などを観ている。「リトルダンサー」「フラガール」は音楽映画ではないがこの4本は寂れた炭鉱の町が舞台。
どれも希望を失いかけた人々が音楽やダンスにより立ち直っていく姿を描く。
最後はロイヤルアルバートホールでの演奏の「ブラス」やアダム・クーパーのスワン・レイクの場面でしめた「リトルダンサー」は傑作。
2本ともイギリス映画、さすがに演劇の国。
「スワン・レイク」は男性のスワンで王室を皮肉る場面がある。
マシュー・ボーン演出のこの「スワン・レイク」を初めてシアターテレビ観た時の衝撃、クーパーの白鳥、黒鳥のパワフルでかっこいいいこと。(^_-)☆
日本公演もあり首藤さんも踊ったが生では観ていない。クーパーの「危険な関係」は観たがこれもよかった。
寄り道してしまったが「喜びを歌にのせて」はいじめにあっていた少年がヴァイオリニストから世界的な指揮者になるが心臓の病で帰郷、聖歌隊の指導にあたるもの。
DV,嫉妬などを織り込み物語りは進む。指揮役の俳優がいい感じ。DVに悩む女性の声を見出しソロで歌わせる場面、天使の翼が見えるとか、いろんな立場、年齢の合唱団のいいシーンがある。
DVはたまらない。現場を通りかかるとすぐ助けに行くダニエル。
言う事や教え方が上手い。
「音楽は聴くことだ。音楽は既に存在している。それを聞き取ってつかむだけ。
誰でも自分の声、トーンを持っている。固有の声をさがす。」
生徒の一人ひとりの写真をピアノに置いてその人のために作曲したり、指導考えて楽しそうに打ち込んでいく。
まず胃をマッサージし目覚めさせていく。腰を廻し、手を振る、硬い心や体では歌えない。みんなで床に転がる。
「手をつなぎ、心の中心点、集中点を探そう、音楽は心から生まれる
人の心を開く音楽を作りたいという夢が子供の時からあった。
言葉を超え他者を信じ続けた 私は自分の人生を生きた」
最後の行はソロで歌う女性の歌詞
何回も危ない目にアウダニエル、今回は?