riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">増山たづ子写真展 ~徳山ダム完成を前に~</span>



大昔(笑)学生時代にバイトしたノリタケの森増山たづ子写真展 ~徳山ダム完成を前に~」を鑑賞した。

ノリタケは今は「オールドノリタケ」でもアンティークファンに人気。レストランでもよく使用されている食器であるので皆さん、ご存知でしょう。

私はバイトしたお金でガスオーブンを購入しケーキ作りに励んだ。もう壊れてお菓子作ることもしなくなった。その頃愛読した当時は豪華本の「お菓子の絵本」はしみだらけ。高くて自分では買えずプレゼントしてもらった。

 アリスや赤毛のアン、足長おじさん、家なき子などのお話のさわりと美しいお菓子がカラーで載っている本で背表紙も取れてしまっているが捨てられない。

 高畑華宵などの挿絵の絵本や少年少女文学全集も保管している。後で知ったが印象深い挿絵がなんと原爆の図で有名な丸木俊作であった。

 前置きが長くてすいません。

 増山たづ子さんは有名な「カメラばあちゃん」である。俳優の山口崇さんによると50台から自分で「ばあちゃん」と言っていたそうだ。

彼女の素敵な笑顔が表紙になっている楠山忠之著「おばあちゃん 泣いて笑ってシャッターをきる」を図書館で貰っていたのに読んでいなかった。

「カメラばあちゃん」こと、増山たづ子さんは、岐阜の山里、徳山村に生まれた。戦争から帰らぬ夫を待つうち、村がダムで沈むと知り、留守をまもる妻として村の記録をのこそうと、録音と写真をとりつづけてきた。いま、泣いて笑ってシャッターをきった2万本以上のフィルムがてもとにのこった。戦争に夫や弟をうばわれ、ふるさとさえもうばわれた70年の人生。この本は、たづ子さんの“アリのたたかい”の記録である。」



写真展で彼女の写真ビデオ見て(゜ーÅ) ホロリ、ようやく読んでいる。

「人が集まれば歌う豊かな生活があった」しかし

「国は一度やるといったら、あらんとう(私たち)が反対してもやりとおす」

  戦争もダム建設も


近所でも桜の名所の桜を切り倒し、(「樹医」と貼り付けた車は来ていたが本物?)近隣の建物にヒビ要らせながら河川工事している。時には地震のようだ。

ダムに沈んだ村人は下流名古屋市のためと説得されたという。続きます。