riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">玉三郎特別舞踊公演</span>


まことに特別バージョンでした! 

うわさに名高い玉三郎菊之助の京鹿子娘二人道成寺、今まではシネマ歌舞伎
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/18431595.htmlでのみ鑑賞でした。しかも今回は道行より押戻しまで

舞踊公演というと私もですが「芝居がいいな~」って感じで明治村呉服座などの特別な公演も見逃してきた私です。

でも幕が上がった時の華やかはたまりませんね。宝塚の日本物もそうですが。江戸の庶民の色彩感覚に頭が下がります。なんて派手なのに下品でなくお洒落!




「連獅子」

狂言師右近後に親獅子の精----海老蔵
狂言師左近後に仔獅子の精----尾上右近15歳

海老蔵が親獅子に初挑戦。本物の親子共演はよくありますね、隈取の似合うこと。親獅子が子獅子を谷に蹴落として鍛えるという故事をもとにその試練を越えて這い上がってくる子獅子と親獅子の情愛を描きます。

隈取といえばロビーで玉三郎の豪華写真集についてる隈取が展示されていました。子供の時、この隈取が不思議というか、印象深かったですね。

「京鹿子娘二人道成寺竹本連中 長唄囃子連中
 ~道行より押戻しまで

白拍子花子------玉三郎
大館左馬五郎----海老蔵
白拍子花子------菊之助

シネマ歌舞伎を見てから川本喜八郎道成寺も観ましたがこれも絶品です。
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/18431595.html

昔の人はよほど女性の美に憧れたのか、その力を恐れのか。

安珍に恋した清姫は約束を破り、逃げ出した安珍の後を追い、大蛇となって、道成寺の鐘に身を隠した安珍を、鐘の上から巻き付き、ついには鐘ごと焼き殺してしまう。

最後に二人が鐘に上って見得。そのと時のきっとなる恐い~玉三郎丈の表情がたまらなく好きなのですが、菊之助丈は、鐘の紐を握って鐘の上に座り、玉三郎丈はエーッ…紐を握らないで鐘の上の足場がほとんどないところに立っているではありませんか。目を疑ってしまったけれどこれは凄い!


押戻の左馬五郎の口上「大和屋の兄さんと音羽屋の菊之助に良く似た…」とありました。お約束ですが皆さん笑いますね。

鱗四天の皆さんも華やか、義太夫長唄も最高で贅沢このうえない舞台でした。

感謝感謝