<span itemprop="headline">西洋絵画よみときキーワードとだまし絵</span>
西洋絵画よみとき66のキーワードと「図説だまし絵」を読みました。
絵の中の「りんご」や「鳩」に託された約束事、シンボルや寓意を解説した「西洋絵画よみとき66のキーワード」と「図説だまし絵」の両方に出ている有名絵画もあります。
薔薇や百合の意味は有名ですが知らなかった事も多いです。
エッグ「旅の道ずれ」は双子のような裕福な女性の不思議な絵。
エッグ「旅の道ずれ」は双子のような裕福な女性の不思議な絵。
この絵は愛犬家でなくても悲しい気持ちになりませんか。
粗末な棺に人間が描かれていなくて故人のさみしい身の上を物語る絵。
V&A美術館は行っても覚えていないランドシーア「飼い主の死を悼むシェパード犬」、
天才的動物画家で犬種の名前にもなっています。
V&A美術館は行っても覚えていないランドシーア「飼い主の死を悼むシェパード犬」、
天才的動物画家で犬種の名前にもなっています。
白鳥は純潔の象徴だが、「死」の象徴でもある。
犬は忠誠を尽くす動物ですが時には泥棒や好色の象徴でもあるそうです。
著名なエッシャーの絵はだまし絵とは言えないそうだ。滝のような流れ落ちる水がいつに間にか、もとの所に戻っていくことに気付くためには注意深く見ないとわからない。対象の実在性、迫真性がないからだそうだ。
蝿が画面に止まって紙面が貼り付けられていたり…
この状差しという意匠が爆発的に開花したのは17世紀後半のバロック時代。
手紙や櫛、ペン、はさみ、時計、暦、楽譜などが挟まれていて、これも「人生の虚しさ」というお馴染みの意味が込められているとか。
画家のあくなき修練が感じられます。
高橋由一の「鮭」もぶら下がるオブジェ、鶏や鴨のぶら下がっている絵とおなじ系統だったのですね。