riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">『ウディ・アレンの夢と犯罪』</span>



それでも恋するバルセロナを見逃してしまったので今回はポイントを使ってウディ・アレンの夢と犯罪を観ました。


2007年の映画とは…

この中古ヨットを買う所から始まります。大体ヨット買うのも庶民は出来ませんよね。エンディングもあっさり、音楽はピッタリ。
ウディ・アレンの夢と犯罪公式サイト

監督・脚本:ウディ・アレン、出演;ユアン・マクレガー、コリン・.ファレル

“ウッディ印”から果敢に外れたアレンのキャリアの折り返し点ということですが。
『マッチポイント』『タロットカード殺人事件に続き、ロンドンを舞台に撮り上げたロンドン3部作最終章。この二作は楽しく観ましたが、今回は労働者階級の兄弟の悲惨な犯罪、やっぱり悪いことはやめましょうということ?小心者の私にはまったく出来ないことです。
人間ですからどんな間違いを犯すかわかりませんが少なくとも故意には。

罪の意識でいてもたってもいられなくなるでしょう。

主演にユアン・マクレガーコリン・ファレル、共演に「フィクサー」のトム・ウィルキンソンら。ホテルへの投資で成功を収めようする野心家の兄イアン(マクレガー)と、酒とギャンブルを愛する気ままな弟テリー(ファレル)は、それぞれの理由で経済的に追い詰められていた。そこに資産家の叔父が現れ、資金援助を条件に元同僚の暗殺を依頼してくる。

最近はちょっとくらい映画が続いていて、楽しいミュージカルか、真摯に生きてる人の話がいいですね。多喜二や鶴彬のように国家に殺されたとしても顕彰する映画なら。

鶴彬は反戦柳家です。
手と足をもいだ丸太にしてかえし
 万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た
みな肺で死ぬる女工の募集札



お城の桜を見てきて、帰宅したら劇団新感線☆の本が届いていていました。



以下はasahi.com拠りの引用です。

こだわりのひとつは、作品冒頭の徹底した飾りのなさ。幕開けは、黒地に白い字で出演者や制作スタッフの名前を並べるだけである。使うのはウインドサーと呼ばれる字体。当初の試行期を除いてずっとこのスタイルを貫いた。

 「最近の米映画はどれも、オープニングが仰々しくて凝りすぎ。主役が怒って泣いて、音楽が鳴り響いて、オープニングを見終わったところで、もう観客が思わず拍手をしてしまうような映画は疲れる。僕のはシンプル。文字と静かな音楽だけだから」

 二つ目は、大物だろうと新人だろうと同じ出演料しか払わないことだ。「主演者には全米映画俳優組合が定める最低料金しか払わない。いつかジュリア・ロバーツが出てくれた時も、映画初出演の男優と同じギャラで通した。当時もう彼女は大女優だったけどね」。冒頭の出演者紹介はアルファベット順だ。

 こだわりの三つ目は、ハリウッドに背を向けて映画を作るその姿勢だ。アカデミー監督賞、作品賞、脚本賞に輝いたのに、授賞式には出席しない。「アカデミー賞は作品のほんとうの良しあしを反映していない。その年一番の秀作はまず受賞しない。受賞するのは一般受けするカス映画ばかりだ」とにべもない。

 例外は、9・11テロの直後の2002年授賞式。「あれはニューヨークを元気づけるために仕方なく。僕はアカデミー賞の価値を信じていないから、会員になる気もない」

 とかく米映画界の本流のように思われがちだが、米国内に限れば、近年は驚くほど厳しい評価をされている。夫婦同然だったミア・ファローと90年代に繰り広げた泥仕合の後遺症だろう。ファローの養女だった韓国出身のスン・イとアレン監督の性的関係が暴露され、イメージが地に落ちた。「映画作家としての全盛期が過ぎた」「もう完全に主流から取り残された」などと切り捨てる評論家もいる。

 近年の米国での不振は自身も否定しない。「去年公開された『ホワットエバー・ワークス』なんか米国の興行成績は悲惨だったよ。僕の映画は大都市では上映されるけど、西部や南部では上映すらしてもらえないんだ。これがフランスやイタリア、スペインでは評判がいいんだ」