<span itemprop="headline">在中邦人激白「日本のメディアよ、開戦を煽るのはやめてくれ」/日刊SPA★日中不再戦の碑</span>
画像 京都より愛をこめて さまより
日中不再戦 の碑
嵐山にあります
私たちはお約束をしました
守りあうための、固いお約束です
薔薇、または陽だまりの猫 さまより転記↓
中国海軍艦艇によるレーダー照射事件が明るみになって以来、
週刊誌には物騒な見出しが毎号のように踊る
――
これを見て、
記事を手に取って愛国心や危機感を募らせる人、
無関心を決め込む人、その反応はそれぞれだろう。
しかし、中国在住の日本人には、
センセーショナリズムに走るこうした日本の中国報道に、
戦争が起きたら、間違いなく
私たちが最初の犠牲者になるでしょうからね」
日本のマスコミの「日中開戦」報道は、中国でも反響を呼んでいる。
日本の週刊誌が翻訳されてすぐ出回る。
中国メディアも開戦を煽る記事を引用し、すぐに配信する。
中国人もこうした報道を見ていることをわかってほしい」
メディアのミスリードによって戦争が勃発した例は、
歴史的に枚挙に暇がない。
日本のマスコミは欧米からの侵略の危機を煽り、
政府の弱腰を批判しました。
結果、軍部の暴走を後押しすることとなった。
中国では今、それと同じことが起き得る状況にある。
レーダー照射が現場の暴走だったことを
見てもわかるとおり、
人民解放軍は統制が取れていない。
中央政府は戦争を望んでいないが、
日中メディアの
商業ジャーナリズムによって、
最悪の事態に陥ることは否定できません」
尖閣問題に関する中国側の歪んだ主張について、
警鐘を鳴らすことはメディアの役割だ。
しかし度を越したセンセーショナリズムに偏った報道は、
その代償を考える責任があるだろう。
中国には現在14万931人の在留邦人がいる
(外務省・平成24年速報版)。
しかし、この数字は在留届の受理数に過ぎない。
複数の在中邦人の証言によると、届出していない人や
長期滞在者などを合わせると、40万規模の邦人がいるというのだ。
「中国は戦争を望んでいる」というような報道もあるが、
それは絶対にない。
ただ、挑発に弱いのは中国や中国人の弱点。
冷静さを欠いた愚かな選択をさせないために、
面白半分の報道は慎むべき
(35歳・不動産会社経営)
実利実害のない立場の人は、
威勢のいいことを言ってもかまわないだろうが、
家族とともに中国に住んでいる人の身にもなってほしい。
子供が学校で虐められるようなことがないか心配しています
(36歳・調査会社経営)
ネトウヨだけが喜ぶ開戦報道で、
国を出て働く我々の肩身が狭くなるのは理不尽
(35歳・編集)
などなど。
開戦を煽るメディアはこれらの人々の声を、
在中の40万人にものぼる日本人の命を
どう考えているのだろうか。
日本側に在中邦人を救う手立てはあるのかなどを検証している。
転載元: 模型飛機