<span itemprop="headline">お名残り御園座猿之助、中車襲名公演</span>
彼が父や祖父への思慕が連載でわかっていたので、歌舞伎役者としてのデビューは応援したいのです。まだ足らないという批判、頑張ってるという称賛さまざまですが先日の朝日劇評は好意的でした。私は47歳で歌舞伎界に飛び込んだ勇気だけでも立派だと思います。こういう方がいても良いではありませんか。
一、小栗栖の長兵衛(おぐるすのちょうべえ)
小栗栖村の長兵衛は、博打や酒、喧嘩に明け暮れて、村人には嫌われ、父親にまで見放される乱暴者。今日も馬を盗んだ疑いをかけられ、怒って暴れ廻ったため、村人たちに簀(す)巻きにされてしまいます。しかし、村に現れた秀吉の家臣堀尾茂助の尋ねによって、長兵衛が謀反の大将明智光秀を竹槍で討った手柄者だと分かると、皆の態度は一変。長兵衛を村の英雄だと褒め称えます。長兵衛は英雄の証である竹槍を手に、秀吉の陣のある京へと向かうのでした。
山崎の合戦の後、明智光秀が農夫に襲われ命を落とした史実を背景として、岡本綺堂が浅薄な人間の姿や大衆心理に風刺を込めて描いた新歌舞伎の名作です。大正九年に初代市川猿翁(当時猿之助)が初演して以来の澤瀉屋の芸に、中車が挑みます。
山崎の合戦の後、明智光秀が農夫に襲われ命を落とした史実を背景として、岡本綺堂が浅薄な人間の姿や大衆心理に風刺を込めて描いた新歌舞伎の名作です。大正九年に初代市川猿翁(当時猿之助)が初演して以来の澤瀉屋の芸に、中車が挑みます。
私はこういう風刺劇が好きです、乱暴者の長兵衛は村中の嫌われ者だったのに手柄をあげたとわかるや豹変。
第二次世界大戦中、鬼畜米英と言っていた輩が民主主義、民主主義と言い出したのと同じです。当時の子供たちは大人は信用できないと悟ったのです。
又この長兵衛は神仏にも頓着しません。クソ真面目な一家の私には出来ないことなので痛快です。
この様な作品があって良かったです。
右近は馬子の役、中車と同じくひげだらけのおもしろすぎるメイク、黒塚の上品メイクとは大違い。
玉三郎阿古屋公演の時、バッタリ、スーツ姿の右近さんに出会いました。
馬役の方もじっと長時間大変です。
お久しぶりの月乃助、白塗りの武士がかっこいい~
黒塚 随分前に、今の猿翁の黒塚を見た記憶があります。
ロシアバレエを取り入れたとか。
最後は絶景かなで有名な五右衛門と真柴久吉(秀吉)の楼門五三桐さんもんごさんのきり 昨年の南禅寺の花見を思い出します。
中車、團子ちゃんのサイン入りTシャツを予約販売
いつも一階カフェの花が見事です。