<span itemprop="headline">天皇と原爆投下</span>
この記者会見、大学生の頃テレビで見ました。まあ、自分が引き起こした戦争の犠牲者に「気の毒だが、やむを得なかった」って、まるで第三者のようなコメントに、何とお気楽なことだと唖然としました。結局、この男には責任感も人としての情も欠如しているんだと思いました。統帥権をもつ大元帥として、また全国民を統べる「現人神」として戦争を指導した最高責任者としての自覚があれば、アジア・太平洋各地で皇軍に殺された無数の犠牲者や、その多くが餓死戦病死したり、玉砕という美名の下に自殺に追い込まれたり、自爆攻撃させられた自国の兵士、空襲・原爆などで殺された臣民に対する責任をとって、敗戦時に自決すべきであったと思います。しかし、彼は自分は特別の存在なるがゆえに免責されて当然であると思っていたのではないでしょうか。それ故、戦後はマッカーサーに阿り、象徴天皇に収まってノウノウと生き延びて、まるで他人事のように戦争を語って、恬として恥じなかったのでしょう。彼にとって庶民やアジアの民衆は、自分たち特権階級とは異なる下等の存在でしかなかったのでしょう。 彼のような、自己保身しか意識にない卑怯で無責任な男(人間として根本的欠陥も持つ男)が君臨していた「大日本帝国」は滅ぶべくして滅んだのだと思います。それはまるで「蛆虫の帝国」でした。しかし、今の世にも彼の如き恥知らずな「蛆虫」が多く蔓延って居るように思います。あるいは大企業の経営陣に、また政治家に、学会に、医学界に、日本会議や創価学会などのカルト集団に、上にも下にも日本社会には、裕仁と同類の特権意識に凝り固まった卑怯・無責任な我利我利亡者が溢れています。そんな「蛆虫」達を撲滅せねば、この国に未来はないでしょう。早晩、再び滅亡します。
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