riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">目取真さんが釈放された!---承認取消により「臨時制限区域」は法的根拠を喪失、刑特法違反など有り得ない~チョイさんの沖縄日記</span>



チョイさんの沖縄日記  私は7年前に家族全員で沖縄に移住してきました。このブログは、辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録です。
2016年04月02日 http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/d46480e98643c9a46cd918da5fe92685

 昨日(1日)、海上保安庁によって目取真俊さんが不当逮捕されたが、今夜8時頃、彼は無事、釈放された。一昨年から始まった辺野古新基地建設事業を阻止するための海上行動で初めての逮捕事例ということで全国の注目を集めていたが、やはり刑特法違反容疑など無理ということになったのだろう。

 今日(2日・土)は、目取真俊さんが拘束されている中城の海上保安部の前で抗議集会が開かれた。カヌー隊のメンバーや船長らも今日は海上行動を中止し、抗議集会に参加した。
午前11時、海上保安部前には200名近くが集まり、集会が始まった。

 山城博治さん指揮の満身の怒りを込めたシュプレヒコールの後、弁護士でもある照屋寛徳衆議院議員が、朝から目取真俊さんに接見した様子を報告された。改めて逮捕当時の状況を聞くと、やはりとんでもない不当逮捕だということが分かる。さらに長時間の放置、弁護士接見の妨害等、逮捕後の海保の許せない対応を聞き、皆の怒りが高まる。それでも、本人はいたって元気だというので一安心だ。




 

 海上行動のメンバーらも前に並び、挨拶。昨日、一緒に海に出ていたカヌー隊のメンバーが逮捕時の様子を詳しく説明した。 


(地検に向かう目取真さんを乗せた車)

 午後1時半頃、目取真さんを乗せた車が地検の聴取のため那覇に向かった。皆で激励の拍手を続ける。その後、開いていたゲートから大勢がそのまま構内になだれ込んだ。そして、所長との交渉を要求して玄関ホール前に座り込む。海保の職員があわてて規制を始めるがもうどうしようもない。


(皆、海上保安部の構内に入り、所長との面会を要求)

 しばらくすると、機動隊が強制排除の動きを見せ始めたので、構内での座りこみは中止。皆、外に出た。しばらく集会を続けた後、目取真さんが戻ってくる夕刻までいったん抗議行動は休止となった。

 最近のブログでも説明したが、今回、目取真さんを刑特法違反容疑で逮捕したことは法的にも全く許せない。我々海上行動グループは、一昨年夏から連日のようにフロートを超えてきた。海案内の際も、状況が許せばフロートの中に入ってきた。臨時制限区域の中に入ったことを逮捕理由とするのなら、それこそ、数百名の人たちを逮捕しなければならなくなる。それに、海保は初めのうち、「臨時制限区域だから中に入るな」とは言わず、「安全のために工事現場に近づかないように」と言っていたのだ。特に、和解の後は、フロートを超えても海保は全く出てこなくなっている。

 また、今回の和解で知事の埋立承認は取り消されたのだから、防衛局はフロートを直ちに撤去しなければならないのは当然だが、その前に臨時制限区域の指定が法的根拠を喪失し、刑特法の適用そのものが無理になっているのだ。 

 日米両政府は、辺野古新基地建設事業にあたり、2014年6月20日、日米合同委員会を開催し、工事の施工区域全域(約562ha)を日米地位協定第2条4項(a) に基づく共同使用地とし、常時立ち入りを禁止する臨時制限区域に指定した。その「目的」は、「普天間飛行場代替施設の建設に係わる区域の保安」等であった。ところが今回の和解により、知事の埋立承認は取り消され、「普天間飛行場代替施設の建設」は現在行われていない。
臨時制限区域そのものの法的根拠は喪失したこととなる。日米両政府は、直ちに日米合同委員会を開催し、臨時制限区域の指定を解除しなければならない。刑特法の適用など、そもそも論外である。



転載元: acaluliaのブログ