riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

くし、豆本、ウェッジウッドのジャスパーウェア 極上!お宝サロン

極上お宝サロンは原発CMの石坂の司会なのですがアンティークの魅力に負けてみています。
骨董市でも良く見かけるくし、私は最初は箱根のラリック美術館で魅了されました。
 
ラリック美術館のブルートレインの中のお茶はよかったです、
ラリックのガラスの壁画?
走るブルートレインには乗れない…
今日本でも豪華列車の旅が人気、とてもお高いのになかなかとれない。
 
 
刀剣コレクターだった中山さんのコレクション
平賀源内の考案したくしや刀のつばの図柄のくしも。
 
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櫛・こうがい展 2007年名都美術館で鑑賞
 
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名都美術館で開催されたのは黒髪を美しくかざるために鼈甲、金、銀、象牙、鶴のすねの骨という貴重な素材に卓越した技術を持った職人が腕をふるった櫛簪。

こういうのにかぎって図録も無いのですが本物には心奪われます。骨董好きですがこういうのは全然持っていません。祖母の物は従兄弟の娘が貰いうけました。そういえば自分が成人式に買ってもらったのはあります。ほとんど痛んでません。いったい何年前?(笑)

 珍しいことに髪にくくりつけるための紐まで残っている櫛もあります。傾城など、アレだけの簪がよく落ちないものだと思ってましたがやはりそうなんですね。

 江戸時代からの櫛簪、笄などの髪飾りから携帯用化粧箱、家紋のはいった沢山のブラシ、化粧道具が胡蝶庵コレクションから紹介されています。

それにあわせて見事なミニ鬘に櫛笄。上村松園酒井抱一の絵画も展示。

 日本髪は個性的でどこから見ても美しい。身分や未婚、既婚が髪型でわかってしまいますが。

 夏目漱石が妻の禿を取りざたしたのですが日本外髪は髪を引っ張って結うので仕方ないのです。

 婚礼用のは前櫛と左右に稲穂や鶴があしらわれ大きく豪華。秋田のものでした。

 懐紙を入れるはこせこも大きくて立派。身につければ帯とピタリと柄が合うそうです。

 愛らしいのは桃割れの髪にさすつまみ簪。舞妓さんの簪のようです。

 アールデコの簪。ガラスの玉簪・小さな貝殻やランプをつけたもの、猫やネズミのついたのもあります。

 束髪にさした櫛はラリックの作品にもありますね。ラリックは大好き。

キモトの美術館で観た笄と似たデザインのもあります。実際、ミキモト製品も展示。三重県ミキモト美術館も素敵。ダイヤより真珠の方が価値が高かった時代があるそうです。

 東京庭園美術舘のアンティークジュエリー美術展は豪華絢爛でした。今はもう作る職人がいないほど採算外の美術品ばかり。
 
 
昨夜は豆本(夫より好きな!豆本、田中さん。螺鈿や飛び出す絵本、貴重ですね。うちにもひとつ、二つあったはずですが次元が違います。特に本のページを斜めにすると天使が浮かび上がる豆本の美しさ)とイギリスジョサイア・ウェッジウッドジャスパーウェア (Jasper ware)
 
シンクタンクバーミンガム科学博物館にあるウェッジウッドの装飾植木鉢
 
 
コレクターは豊川の杉本さん、室内のアンティーク家具や暖炉も凄い
そこれフルート演奏似合いすぎです。
この方は前にも鑑定団に出たのですがその時の大きくて立派なジャスパーゥェアは落として壊わしたそうです。
 
もうジャスパーゥェアが所狭しと、一杯で目が点になりました
家にはウェッジウッドはC&Sが一つだけ。
 
来週は土人形とマジックグッズです。
 
 
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