話題の「マルクス・エンゲルス」
2018/04/11 に公開
マルクス主義を構築したドイツの思想家カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若き日々をつづる伝記ドラマ。19世紀半ばのヨーロッパで運命的な出会いを果たした二人が、「共産党宣言」を執筆するまでを描く。『青い棘』などのアウグスト・ディール、『ファントム・スレッド』などのヴィッキー・クリープスらが出演。第89回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた『私はあなたのニグロではない』などのラウル・ペックがメガホンを取った。
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T002...
配給: ハーク
公式サイト:http://www.hark3.com/marx
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T002...
配給: ハーク
公式サイト:http://www.hark3.com/marx
ドイツを列車で旅した時、間違ってモーゼル川河畔トリーアまで行ってしまい引き返して、あとで後悔しました(爆)
そこはマルクスの生まれ故郷でした、バカです。
資本論などもまともに読んだことがなく有名なフレーズをおぼえてるぐらいですが話題の映画なので昨日観ました。
今無関心ではいられない同じような状況です。
万国の労働者よ、団結せよ!
冒頭の場面はショッキング、落ちた枝を拾ってだけであんな目に会う
今もそうだけど貧困にあえぐものは差別される、
親代々貧困は受け継ぐ羽目になる、
教育受けられなければ仕事見つけるのも困難。
映画の中で子供を雇う事業家がマルクス・エンゲルスに責められるけど
子供使わないと競争に負けると。
産業革命いち早く達成したイギリスでも悲惨だった。
空気は汚れ劣悪な環境で泣く子供を黙らせるためにジンを飲ませたり、
トイレもろくにないから病気にもなる。
検索したらエンゲルスの内縁の妻になりますが彼女は意思が強い人。
エンゲルスは女性関係が…あの時代では当然かもしれない。
奴隷主や王侯貴族が奴隷・使用人に手を出すのは当たり前の時代。
「ルムンバの叫び」「私はあなたのニグロではない」のラウル・ペックが監督を務めた本作。1840年代のヨーロッパを舞台に、マルクスとエンゲルスの出会い、そして彼らがまったく新しい労働運動を牽引していくさまが活写される。「ヒトラーの贋札」のアウグスト・ディールがマルクスを、シュテファン・コナルスケがエンゲルスを演じた。
ペックは「『富の分配』『児童労働』『男女同権』といった確信に満ちたマルクスの宣言が扱った主要なテーマは、いま現在、ヨーロッパのみならず世界中が抱えている問題と通じる」「30歳を迎えるよりも前に、マルクスとエンゲルスは世界を変え始めていた。この映画が描きたかったもの、それは、若さと、思想の革命である」とコメントを寄せた。なおマルクスは2018年で生誕200年を迎える。
「マルクス・エンゲルス」は、東京・岩波ホールほか全国でロードショー。
ラウル・ペック コメント
「富の分配」「児童労働」「男女同権」といった確信に満ちたマルクスの宣言が扱った主要なテーマは、いま現在、ヨーロッパのみならず世界中が抱えている問題と通じる。この映画で描かれた時代に続いた歴史について、ここから熟考するか否かは、我々一人一人の責任なのである。
30歳を迎えるよりも前に、マルクスとエンゲルスは世界を変え始めていた。
この映画が描きたかったもの、それは、若さと、思想の革命である。
30歳を迎えるよりも前に、マルクスとエンゲルスは世界を変え始めていた。
この映画が描きたかったもの、それは、若さと、思想の革命である。
(c)AGAT FILMS & CIE - VELVET FILM - ROHFILM - ARTEMIS PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINEMA - JOUROR - 2016