riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。特別編「村山由佳ともみじ 軽井沢の日々よ 永遠に」

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ボブのネコ映画より胸が痛くなるのがこのもみじちゃん、大好きなのです。
長寿で愛された幸せな猫ちゃんですが私は子供の時に引越しのどさくさに三毛猫チロと痛恨の生き別れ、そのことが今でも胸をえぐるのです。
 
最近村山さんの「ダブルファンタジー」のWOWOWドラマを観てなんてはしたない話かと思いました(苦笑)
私は不倫など全然関心がないのですが紅葉ちゃんのお母ちゃんの村山さんの原作なのでドラマで見てしまいました。
 
主人公は作家で家を飛び出し何人もの男性と…
 
何の資料も机の上にないのに小説がすらすら書ける?
羨ましい。ドラマですね。
村山さんのお宅に大きな書棚がたくさんあるので安心しましたが。
 
ダブルファンタジー
これだけの恋愛沙汰起こして刃傷沙汰にもならず。こんな事ってあるかな(苦笑)
 
村山さんのお若い頃は純愛小説の旗手だったのに二回の離婚経験されて変わったのでしょうかwww
 
村山さんはアンティークがお好きなようで指輪や軽井沢のお宅の中も興味深々なのですが紅葉ちゃんが高齢で闘病の末ついに永眠
 
私も3年前リボンの娘ダブルをガンで失いましたから。
 
リボンが小柄でパパ竜や娘ブランからもストレス受けているらしく、おなかを舐めまくり毛がなくなり、時々注射して、高い餌を食べています。
確かに効き目はあります。
 
このもみじちゃんには猫好きはウルウルでしょう。
 
 
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この3冊は皆家にあります。猫好きな方にはお勧め本です。
 
昔の文豪も猫には弱く、ズラリと猫のお鉢並べて食べさせて喜んでいた大佛 次郞(おさらぎ じろう)
 
百閒先生の逸話(ノラやノラやと愛猫の行方を捜索)
 
 
 
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ノラや、ノラや、嗚呼、ノラや。 | めしは熱いうちに食え

 

このノラ失踪の顛末は、百閒晩年の代表作である「ノラや」に綴られている。日記のスタイルで書かれたその随筆には、ただただ、愛するノラを失った百閒の哀しみが綴られていて、読んでいて胸を打つ。「ノラや」を書いた百閒は原稿を読み返すことが辛いので、原稿の校正さえもしていないという。
失踪したノラを探すために百閒は二万枚近くのチラシをくばり、大枚をはたいて新聞広告も出した。それでも効果がないので、もしかしたら日本語を読めない外人がノラを拾っているかもしれないと考えて、英字ポスターをつくって町中に貼った。当時、新聞記者に「なぜそんなに大金を使ってまでして猫を探すのか」と問われた百閒は、このように答えたという。

「猫というのは運命のかたまりみたいな存在なんだ。そんな猫がひとりぼっちでいるなんて、可哀想じゃないか」