2018-11-07 また鑑定団で凄い画家を知りました テレビ 恥ずかしながら田中一村も鑑定団で知った私。 昨日は松田正平 犬や自画像も素晴らしい ことものような絵だ、へたうまなんていう言葉も飛び交いましたがピカソは子供の絵を絶賛していたはず。 速水御舟の絵も出ました。 バラ、瀬戸内海の周防灘を描いた作品。どちらも松田が好んで描いたモチーフ。バラは全て松田が自分で育てたもの。あっさり描いているように見えるが丁寧な仕事がしてあり、下地を塗ってそれを削って、を4、5回繰り返している。特徴的なのは、多くの画家がペインティングナイフを使うが、松田は美容師が使う剃刀で荒々しく削る様を好んでいた。周防灘は松田自身が好んで何十年もかけてスケッチをしている場所。波の色遣いの中にピンクなど赤系の色が入っているのは、実際にある時間帯にそう見える瞬間がある。おそらく朝焼けだと思うが、それを誇張して描いているわけではなく、見たままの景色を描いている。これだけまとまってあるということが貴重。 カミソリで削るとは!独自の絵を完成されましたね。 絵では食べられず、お連れ合いが生活を支えたと。 画像は借物です。